急性毒性
経口
GHS分類: 區(qū)分外 ラットのLD50値として、3,639~4,838 mg/kg (PATTY (6th, 2012)) との報(bào)告に基づき、區(qū)分外 (國連分類基準(zhǔn)の區(qū)分5) とした。
経皮
GHS分類: 區(qū)分外 ラットのLD50値として、3,817 mg/kgとの報(bào)告に基づき、區(qū)分外 (國連分類基準(zhǔn)の區(qū)分5) とした。
吸入:ガス
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における液體である。
吸入:蒸気
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類: 區(qū)分4 ラットの4時(shí)間吸入ばく露試験において、エアロゾル1.01 mg/L (127.1 ppm) では死亡例はなく、4.9 mg/L (616.8 ppm) では全例が死亡したとの報(bào)告 (SIAP (2014)) より、LC50値は1.0~5.0 mg/Lの範(fàn)囲にあると考えられる。したがって、區(qū)分4とした。なお、ばく露濃度が飽和蒸気圧濃度 (0.03 ppm) より高いため、ミストとしてmg/Lを単位とする基準(zhǔn)値を適用した。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
GHS分類: 分類できない ウサギを用いた本物質(zhì)の皮膚刺激性試験 (OECD TG 404と同等) で、適用後72時(shí)間の平均ドレイズスコアが紅斑 3.5、浮腫 1.3で中等度の皮膚刺激性を示すとの報(bào)告がある一方で、別の試験 (OECD TG 404と同等) で刺激性がみられなかった (ドレイズスコア不明) との報(bào)告 (いずれもSIAP (2014)) があり、區(qū)分を判斷するには不十分として、分類できないとした。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
GHS分類: 區(qū)分外 ウサギを用いた本物質(zhì)の眼刺激性試験 (OECD TG 405と同等) で、適用後72時(shí)間の平均ドレイズスコアが結(jié)膜発赤 0.7、結(jié)膜浮腫 0.7で眼刺激性なしとの報(bào)告 (SIAP (2014)) や、同じくウサギを用いた眼刺激性試験 (OECD TG 405と同等) で眼刺激性なし (ドレイズスコア記載なし) との報(bào)告 (SIAP (2014)) がある。よって、區(qū)分外とした。
呼吸器感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
GHS分類: 區(qū)分1 ラットを用いた局所リンパ節(jié)試験 (OECD TG 429準(zhǔn)拠) 結(jié)果をもとに、本物質(zhì)は皮膚感作性物質(zhì)と考えられるとの記述 (SIAP (2014)) から、區(qū)分1とした。
生殖細(xì)胞変異原性
GHS分類: 分類できない ガイダンスの改訂により區(qū)分外が選択できなくなったため、分類できないとした。すなわち、in vivoでは、マウスの末梢血を用いた小核試験で陰性 (NTP DB (Access on July 2017)、NTP TOX15 (1992)、SIAP (2014))、in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験で陽性、陰性の結(jié)果、哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞の遺伝子突然変異試験、染色體異常試験、姉妹染色分體交換試験で陽性である (PATTY (6th, 2012)、NTP DB (Access on July 2017)、NTP TOX15 (1992)、SIAP (2014))。
発がん性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
生殖毒性
GHS分類: 分類できない ラットを用いた強(qiáng)制経口投與による簡易生殖毒性試験 (OECD TG 421) では、雌親動(dòng)物に死亡1例、毒性癥狀がみられた1,000 mg/kg/dayで児動(dòng)物に體重の低値がみられた以外に生殖発生影響は認(rèn)められなかった (SIAP (2014))。また、妊娠雌に最大1,000 mg/kg/day を妊娠3~19日に強(qiáng)制経口投與した発生毒性試験において、母動(dòng)物毒性 (體重増加抑制、摂餌量減少) がみられた1,000 mg/kg/dayでも胎児には分類根拠としない軽微な影響 (體重低値、骨化遅延) がみられただけであった (SIAP (2014))。 以上、実験動(dòng)物で得られた知見からは生殖発生毒性を示す証拠はないが、生殖毒性を評(píng)価した試験がスクリーニング試験のため、これらの結(jié)果だけで區(qū)分外とするのは不十分であり、本項(xiàng)は分類できないとした。
特定標(biāo)的臓器毒性(単回ばく露)
GHS分類: 區(qū)分2 (呼吸器) 本物質(zhì)のヒトでの単回ばく露のデータはない。実験動(dòng)物では、ラットの4時(shí)間単回吸入ばく露試験 (OECD TG 436準(zhǔn)拠) において、エアロゾル1.01 mg/Lでは努力呼吸と頻呼吸がみられたが3日後には回復(fù)し、全例が生存したが、4.9 mg/Lでは同じ癥狀を示した後に全例が死亡し、剖検の結(jié)果、肺の収縮不全 (incompletely collapsed lung) 及び赤色化が認(rèn)められたとの報(bào)告がある (SIAP (2014))。これらの用量はガイダンスの粉じん/ミスト/ヒュームの基準(zhǔn)値の區(qū)分2範(fàn)囲に該當(dāng)する。したがって區(qū)分2 (呼吸器) とした。
特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
GHS分類: 分類できない ヒトに関する情報(bào)はない。 実験動(dòng)物については、ラット、マウスを用いた13週間反復(fù)経口投與毒性試験において、ラットでは30 mg/kg/day (90日換算: 21.7 mg/kg/day) 以上で前胃の粘膜上皮の過形成、60 mg/kg/day (90日換算: 43.3 mg/kg/day) 以上で前胃の絶対重量増加、125 mg/kg/day (90日換算: 90.3 mg/kg/day) 以上で前胃の炎癥、マウスでは30 mg/kg/day (90日換算: 21.7 mg/kg/day) 以上で前胃の粘膜上皮の過形成がみられている (NTP TOX15 (1992)、PATTY (6th, 2012)、SIAP (2014))。 以上、前胃の所見のみがみられたが刺激性によるものと考えられることから、分類根拠としなかった。したがって、分類できないとした。
吸引性呼吸器有害性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。