急性毒性
経口
ラットLD50値: 1120, 1600-2100, 3250-3500 mg/kg(PATTY (5th, 2001))。(GHS分類:區(qū)分4)
経皮
ラットLD50値: >2000 mg/kg(PATTY (5th, 2001))。(GHS分類:區(qū)分外)
吸入
吸入(粉じん): ラットLC50値: 四水和物として1164 mg/m3/4h(HERA (2002))であり、分子量に基づき換算した一水和物のLD50値:755 mg/m3/4h(0.755 mg/L/4h)。なお、粒徑が記載されているので、試験條件は粉じん。(GHS分類:區(qū)分3)
吸入(蒸気): データなし。(GHS分類:分類できない)
吸入(ガス): 常溫で固體(IMDG (2008))である。(GHS分類:分類対象外)
皮膚腐食性?刺激性
ウサギを用いたドレイズ試験で刺激性なし(non irritant)(PATTY (5th, 2001))、ウサギを用いた別の試験(OECD TG)で軽度の刺激性(slightly irritating)(PATTY (5th, 2001))。(GHS分類:區(qū)分外)
眼に対する重篤な損傷?刺激性
ウサギを用いた試験において重度の刺激性(sever irritating)(PATTY (5th, 2001))、ウサギを用いた試験において3匹中1匹に重度の刺激性(角膜混濁、虹彩炎、結(jié)膜発赤および結(jié)膜浮腫)が認(rèn)められ、21日の観察期間內(nèi)に完全に回復(fù)しなかった(HERA (2002))。なお、EU分類はXi; R41(EU-Annex 1(Access on May 2010))。(GHS分類:區(qū)分1)
呼吸器感作性又は皮膚感作性
皮膚感作性:モルモットを用いたビューラー法による皮膚感作性試験で、投與群および対照群とも10匹中1匹に僅かな紅斑を認(rèn)めた(投與群および対照群とも陽性率10%)ものの當(dāng)該物質(zhì)に皮膚感作性見られず、結(jié)論として適切な動(dòng)物試験において過ホウ酸ソーダ水和物は皮膚に対する感作性はなかった(HERA (2002))。(GHS分類:分類できない)
呼吸器感作性:データなし。(GHS分類:分類できない)
生殖細(xì)胞変異原性
哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞(CHO-Kl)を用いた染色體異常試験で陽性(HERA (2002))。(GHS分類:in vivo試験のデータがなく分類できない。)
発がん性
データなし。(GHS分類:分類できない)
生殖毒性
ラットの器官形成期に過ホウ酸ソーダ四水和物を経口投與した試験において、母動(dòng)物が體重増加抑制と摂餌量の低下として明らかな一般毒性を示した用量で、胚吸収の有意な増加、內(nèi)臓奇形、骨格異常および內(nèi)臓異常の発生率の有意な増加が報(bào)告されている(HERA (2002))。なお、EU分類はCat. 2; R61およびCat. 3; R62である(EU-Annex 1(Access on May 2010))。(GHS分類:區(qū)分2)
特定標(biāo)的臓器?全身毒性(単回ばく露)
ラットを用いた急性経口毒性試験において腹部膨満および下痢の癥狀(PATTY (5th, 2001))に加え、典型的な病理組織學(xué)的所見は消化管拡張であった(HERA (2002))と記述され、イヌでは経口投與後に嘔吐を起こしている(PATTY (5th, 2001))。以上の消化器癥狀は胃における過酸化水素の生成による酸素の遊離に起因し、さらに刺激癥狀が加わったものと考えられている(PATTY (5th, 2001)、HERA (2002))。 (GHS分類:データ不足で分類できない。)
特定標(biāo)的臓器?全身毒性(反復(fù)ばく露)
ラットに1000 mg/kg/dayの限界用量を28日間経口投與した試験において唯一の癥狀は流涎であり、次いで體重増加抑制と摂餌量の低下、臓器絶対重量の減少、剖検での脾臓の小型化、顕微鏡検査では脾臓実質(zhì)の退縮と関連する変化として白血球數(shù)の有意な減少、胃粘膜に対する影響などが報(bào)告されている(HERA (2002))。しかし、血液に関連する変化は毒性學(xué)的意義が乏しいと考えられ、約1000 mg/kg/dayが全身影響のNOAELとして得られるとの結(jié)論(HERA (2002))されている。(GHS分類:経口では區(qū)分外に相當(dāng)するが、経口以外の経路ではデータがなく分類できない。)
吸引性呼吸器有害性
データなし。(GHS分類:分類できない)