急性毒性
経口
ラットLD50値のデータとして6件(2350, 2710, 9259, 4625, 5170, >5000 mg/kg bw)(全てDFGMAK-Doc. 5 (1993))。(GHS分類:區(qū)分外)
経皮
???LD50値として3件のデータ(18800、10227、8939 mg/kg )(DFGMAK-Doc. Vol.5 (1993))(GHS分類:區(qū)分外)
吸入
吸入(ガス): GHSの定義における液體である。(GHS分類:分類対象外)
吸入(蒸気): データなし。(GHS分類:分類できない)
吸入(粉じん?ミスト): ラットで4800 ppm/8h(28.7 mg/L)(4時間換算:57.4 mg/L)のばく露で死亡なし(PATTY (5th, 2001))。なお、試験濃度(4800 ppm)は飽和蒸気圧濃度(3.9 ppm)を超えているためミストの基準値を適用した。(GHS分類:區(qū)分外)
皮膚腐食性?刺激性
ウサギに試験物質(zhì)原液を4時間にわたり閉塞適用した試験(OECD guideline)で、軽度の発赤を認めたのみ(刺激性???:0.5/8)(DFGMAK-Doc. .5 (1993))に。(GHS分類:區(qū)分外)
眼に対する重篤な損傷?刺激性
ウサギを用いた試験で重度の刺激性(severe irritation)、及び他のウサギを用いた試験で角膜混濁、虹彩刺激、結(jié)膜の発赤及び浮腫が認められ(刺激性スコア: 35/110)、角膜の癥狀は10日後に消失した(DFGMAK-Doc. 5 (1993))。(GHS分類:區(qū)分2A)
呼吸器感作性又は皮膚感作性
呼吸器感作性:データなし。(GHS分類:分類できない)
皮膚感作性:モルモット20匹を用いたマキシマイゼーション試験で惹起により陽性反応を認めず(陽性率 0%)(DFGMAK-Doc. 5 (1993))、かつ、223人の被験者によるパッチテストで3人に軽度の紅斑が認められたが、感作性の徴候は現(xiàn)れなかった(DFGMAK-Doc. Vol.5 (1993))。(GHS分類:區(qū)分外)
生殖細胞変異原性
腹腔投與したラットの骨髄細胞を用いた染色體異常試験および腹腔投與したマウスの骨髄細胞を用いた小核試験(體細胞in vivo 変異原性試験)で陰性((DFGMAK-Doc. Vol.5 (1993)))。なお、in vitro 試験では、????試験で陰性、CHO細胞を用いた染色體異常試験で陰性(DFGMAK-Doc. Vol.5 (1993))。(GHS分類:區(qū)分外)
発がん性
マウスに110週間の経皮投與により、用量依存的に腫瘍発生率の増加傾向があり、投與群および対照群ともリンパ腫、肝臓の血管肉腫、肺腺腫の発生が見られたが統(tǒng)計學的に有意ではなく、また、皮膚腫瘍の発生も僅かであった(DFGMAK-Doc. Vol.5 (1993))。(GHS分類:データ不足により分類できない)
生殖毒性
妊娠ラットの器官形成期に経口投與した試験において、親動物に毒性が発現(xiàn)する用量で著床後の喪失、及び奇形(痕跡又は糸狀尾、後肢及び関節(jié)の奇形、體幹の短縮、臍ヘルニア)の出現(xiàn)が有意に増加した。また低投與群でも奇形が認められた(DFGMAK-Doc. 5 (1993))。(GHS分類:區(qū)分2)
特定標的臓器?全身毒性(単回ばく露)
ラットを用いた経口急性毒性試験において、區(qū)分2のガイダンス値範囲を超えた用量で強い中樞神経抑制を起こし、これが死因であるとされている(PATTY (5th, 2001))。(GHS分類:データ不足により分類できない)
特定標的臓器?全身毒性(反復ばく露)
ラットを用いた30日間混餌投與試験における影響は700 mg/kg/dayでの體重増加抑制のみで、病理組織學的検査は未実施であり、2年間の混餌投與試験では、4 %(2000 mg/kg/day)以下の用量で投與に関連した臓器障害は認められなかった(DFGMAK-Doc. 5 (1993))。また、ウサギに1880 mg/kg/dayまたは3670 mg/kg/dayを90日間経皮投與した試験では、半數(shù)の動物が死亡し、肝臓と腎臓に障害が認められたとの記載はあるが、詳細は不明で病理組織學的所見もない(DFGMAK-Doc. 5 (1993))。(GHS分類:データ不足により分類できない)
吸引性呼吸器有害性
データなし。(GHS分類:分類できない)