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安全データシート

1,1-ジメチルヒドラジン

改訂日:2024-01-29版番號:1

1. 化學品及び會社情報

製品識別子

  • 製品名: 1,1-ジメチルヒドラジン
  • CB番號: CB0437549
  • CAS: 57-14-7
  • 同義語: 1,1-ジメチルヒドラジン

物質(zhì)または混合物の関連する特定された用途、および推奨されない用途

  • 関連する特定用途: 合成繊維?合成樹脂の安定剤、醫(yī)薬?農(nóng)薬の原料、ミサイル推進薬、界面活性剤 (NITE-CHRIPより引用)
  • 推奨されない用途: なし

會社ID

  • 會社名:Chemicalbook
  • 住所:北京市海淀區(qū)上地十街匯煌國際1號棟
  • 電話:400-158-6606

2. 危険有害性の要約

GHS分類

分類実施日
(物化危険性及び健康有害性)
R4.3.15、政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver2.0))を使用 ※一部、ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009)
物理化學的危険性
自己反応性化學品   タイプG
引火性液體   區(qū)分2
健康に対する有害性
特定標的臓器毒性 (反復ばく露)   區(qū)分1(肝臓、血液系、神経系、呼吸器系)
特定標的臓器毒性 (単回ばく露)   區(qū)分1(神経系、呼吸器)
発がん性   區(qū)分2
生殖細胞変異原性   區(qū)分2
皮膚感作性   區(qū)分1
眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性   區(qū)分2
皮膚腐食性/刺激性   區(qū)分2
急性毒性(吸入:蒸気)   區(qū)分2
急性毒性(経皮)   區(qū)分4
急性毒性(経口)   區(qū)分3
分類実施日
(環(huán)境有害性)
ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009)
環(huán)境に対する有害性
水生環(huán)境有害性 長期(慢性)   區(qū)分2
水生環(huán)境有害性 短期(急性)   區(qū)分2

GHSラベル要素

絵表示
普通の炎   どくろ   健康有害性
GHS02GHS05GHS06GHS08GHS09
注意喚起語
危険
危険有害性情報
引火性の高い液體及び蒸気 飲み込むと有毒 吸入すると生命に危険 皮膚刺激 強い眼刺激 アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ 遺伝性疾患のおそれの疑い 発がんのおそれの疑い 神経系、呼吸器の障害 長期にわたる、又は反復ばく露による肝臓、血液系、神経系、呼吸器系の障害 長期継続的影響により水生生物に毒性
注意書き
安全対策
使用前に取扱説明書を入手すること。 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 熱、高溫のもの、火花、裸火及び他の著火源から遠ざけること。禁煙。 容器を密閉しておくこと。 容器を接地しアースをとること。 防爆型の電気機器/換気裝置/照明機器を使用すること。 火花を発生させない工具を使用すること。 靜電気放電に対する措置を講ずること。 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。 取扱い後は手をよく洗うこと。 この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 屋外又は換気の良い場所でだけ使用すること。 汚染された作業(yè)衣は作業(yè)場から出さないこと。 環(huán)境への放出を避けること。 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を著用すること。 【換気が不十分な場合】呼吸用保護具を著用すること
応急措置
皮膚(又は髪)に付著した場合:直ちに汚染された衣類を全て脫ぐこと。皮膚を水【又はシャワー】で洗うこと。 火災の場合:消火するために適切な消火剤を使用すること。 飲み込んだ場合:直ちに醫(yī)師に連絡すること。 特別な処置が必要である(このラベルの???を見よ)。 注) ”…”は、ラベルに解毒剤等中毒時の情報提供を受けるための連絡先などが記載されている場合のものです。ラベル作成時には、”…”を適切に置き換えてください。 口をすすぐこと。 皮膚に付著した場合:多量の水/石けん(鹸)で洗うこと。 気分が悪いときは醫(yī)師に連絡すること。 汚染された衣類を脫ぎ、再使用する場合には洗濯をすること。 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 特別な処置が緊急に必要である(このラベルの???を見よ)。 皮膚刺激が生じた場合:醫(yī)師の診察/手當てを受けること。 眼に入った場合:水で數(shù)分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを著用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 眼の刺激が続く場合:醫(yī)師の診察/手當てを受けること。 皮膚刺激又は発しん(疹)が生じた場合:醫(yī)師の診察/手當てを受けること。 ばく露又はばく露の懸念がある場合:醫(yī)師の診察/手當てを受けること。 ばく露又はばく露の懸念がある場合:醫(yī)師に連絡すること。 気分が悪いときは、醫(yī)師の診察/手當てを受けること。 漏出物を回収すること。
保管
換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 換気の良い場所で保管すること。涼しいところに置くこと。 施錠して保管すること。
廃棄
內(nèi)容物/容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業(yè)者に依頼して廃棄すること。
他の危険有害性
情報なし

3. 組成及び成分情報

  • 化學物質(zhì)?混合物の區(qū)別: 化學物質(zhì)
  • 化學名又は一般名: 1,1-ジメチルヒドラジン
  • 慣用名又は別名: ジメチルヒドラジン   N,N-ジメチルヒドラジン   ジマジン
  • 英語名: 1,1-Dimethylhydrazine   Dimethylhydrazine   N,N-Dimethylhydrazine   UDMH
  • 濃度又は濃度範囲: 情報なし
  • 分子式 (分子量): C2H8N2 (60.1)
  • CAS番號: 57-14-7
  • 官報公示整理番號(化審法): 2-200
  • 官報公示整理番號(安衛(wèi)法): 情報なし
  • GHS分類に寄與する成分(不純物及び安定化添加物も含む): 情報なし

4. 応急措置

吸入した場合

空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。
ばく露又はばく露の懸念がある場合:醫(yī)師に連絡すること。
ばく露又はばく露の懸念がある場合:醫(yī)師の診察/手當てを受けること。
直ちに醫(yī)師に連絡すること。
気分が悪いときは、醫(yī)師の診察/手當てを受けること。
特別な処置が緊急に必要である(このラベルの???を見よ)
注) ”…”は、ラベルに解毒剤等中毒時の情報提供を受けるための連絡先などが記載されている場合のものです。ラベル作成時には、”…”を適切に置き換えてください。

皮膚に付著した場合

多量の水/石けん(鹸)で洗うこと。
皮膚(又は髪)に付著した場合:直ちに汚染された衣類を全て脫ぐこと。皮膚を水【又はシャワー】で洗うこと。
気分が悪いときは醫(yī)師に連絡すること。
特別な処置が必要である(このラベルの???を見よ)。
注) ”…”は、ラベルに解毒剤等中毒時の情報提供を受けるための連絡先などが記載されている場合のものです。ラベル作成時には、”…”を適切に置き換えてください。
皮膚刺激又は発しん(疹)が生じた場合:醫(yī)師の診察/手當てを受けること。
汚染された衣類を脫ぎ、再使用する場合には洗濯をすること。

眼に入った場合

水で數(shù)分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを著用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
眼の刺激が続く場合:醫(yī)師の診察/手當てを受けること。

飲み込んだ場合

直ちに醫(yī)師に連絡すること。
特別な処置が必要である(このラベルの???を見よ)。
注) ”…”は、ラベルに解毒剤等中毒時の情報提供を受けるための連絡先などが記載されている場合のものです。ラベル作成時には、”…”を適切に置き換えてください。
口をすすぐこと。

急性癥狀及び遅発性癥狀の最も重要な徴候癥狀

吸入:咳。咽頭痛。灼熱感。吐き気。頭痛。嘔吐。息苦しさ。痙攣。
皮膚:吸収される可能性あり。発赤。痛み。他の癥狀については、?吸入?參照。
眼:充血。痛み。
経口摂取:咽頭痛。他の癥狀については、?吸入?參照。

応急措置をする者の保護に必要な注意事項

情報なし

醫(yī)師に対する特別な注意事項

曝露の程度によっては、定期検診を勧める。
肺水腫の癥狀は、2~3 時間経過するまで現(xiàn)われない場合が多く、安靜を保たないと悪化する。したがって、安靜と経過観察が不可欠である。

5. 火災時の措置

適切な消火剤

小火災:粉末消火剤、二酸化炭素、水の散布、耐アルコール泡消火剤 大火災:散水、水噴霧、耐アルコール泡消火剤

使ってはならない消火剤

棒狀注水

火災時の特有の危険有害性

引火性。 火災の場合、有害物質(zhì)(窒素酸化物)が放出される可能性がある。

特有の消火方法

引火點が極めて低い;消火の効果がないおそれがある場合は散水を行う。 安全にできるのであれば、火災の場所から損傷していない容器を移動する。 消火水をせき止め、後で廃棄する;物質(zhì)を拡散させてはいけない。 消火活動は、有効に行える最も遠い距離から、無人ホース保持具やモニター付きノズルを用いて消火する。 消火後も大量の水を用いて容器を冷卻する。 安全弁から音が発生したり、タンクが変色したときは直ちに避難する。 火災に巻き込まれたタンクから常に離れる。 大火災の場合は、無人ホース保持具やモニター付きノズルを用いて消火する;これが不可能な場合にはその場所から避難し、燃えるままにしておく。

消火を行う者の特別な保護具及び予防措置

消火作業(yè)の際は、適切な自給式の呼吸器用保護具を著用する。 密閉型防護服を著用する。 防火服は、熱に対する防護はするが、化學物質(zhì)に対しては限定的である。

6. 漏出時の措置

人體に対する注意事項、保護具及び緊急措置

適切な呼吸器用保護具を著用する。
保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を著用すること。
耐薬品用保護衣を著用する(火災の危険性がない時)。
漏洩しても火災が発生していない場合、密閉性が高い、不浸透性の保護衣を著用する。
すべての著火源をすぐ近くから取り除く(現(xiàn)場での喫煙、火花や火炎の禁止)。
漏洩物を取り扱うとき、用いるすべての設備は接地する。
漏洩物に觸れたり、その中を歩いたりしない。
流出や漏れている場所から、全ての方向に適切な距離をとる。
必要により、風下に適切な初期隔離距離をとる。

環(huán)境に対する注意事項

環(huán)境汚染を引き起こすおそれがある。
この物質(zhì)を環(huán)境中に放出してはならない。
漏出物を地面や河川や下水に直接流してはいけない。

封じ込め及び浄化の方法及び機材

危険でなければ、漏れを止める。
排水溝、下水溝、地下室や閉鎖場所への流入を防ぐ。
蒸気抑制泡は蒸気濃度を低下させるために用いる。
少量の漏れの場合、乾燥した土、砂や不燃材料で吸収させ、あるいは覆って容器に移す。後で廃棄する。
吸収したものを集めるとき、きれいな帯電防止工具を用いる。
大量の漏れの場合、液體漏洩物の前方にせきを作り、後で廃棄する。
散水は蒸気濃度を低下させる;しかし、密閉空間では発火を防止できないおそれもある。
専門家に相談する。
漏れた液を、密閉式の 非プラスチック容器に集める。
地域規(guī)則に従って、保管?処理する。

二次災害の防止策

付近の著火源となるものを速やかに除くとともに消火剤を準備する。
火花を発生しない安全な用具を使用する?

7. 取扱い及び保管上の注意

取扱い

技術(shù)的対策
「8. ばく露防止及び保護措置」に記載の措置を行い、必要に応じて保護具を著用する。
容器を接地しアースをとること。
防爆型の電気機器/換気裝置/照明機器を使用すること。
火花を発生させない工具を使用すること。
靜電気放電に対する措置を講ずること。
安全取扱注意事項
使用前に取扱説明書を入手すること。
全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。
熱、高溫のもの、火花、裸火及び他の著火源から遠ざけること。禁煙。
容器を密閉しておくこと。
粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。
屋外又は換気の良い場所でだけ使用すること。
汚染された作業(yè)衣は作業(yè)場から出さないこと。
環(huán)境への放出を避けること。
汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする。
接觸回避
「10. 安全性及び反応性」を參照。
衛(wèi)生対策
取扱い後は手をよく洗うこと。
この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。

保管

安全な保管條件
換気の良い場所で保管すること。
容器を密閉しておくこと。
涼しいところに置くこと。
施錠して保管すること。
耐火設備。
強酸化剤および強酸から離しておく。
乾燥。
プラスチック容器で貯蔵あるいは輸送してはならない。
安全な容器包裝材料
消防法及び國連危険物輸送勧告モデル規(guī)則で規(guī)定されている容器を使用する。

8. ばく露防止及び保護措置

管理濃度

0.01 ppm

許容濃度等

日本産衛(wèi)學會(2021年版)
未設定
ACGIH(2022年版)
TLV-TWA: 0.01 ppm(Skin)

設備対策

取り扱いの場所の近くに、洗眼及び身體洗浄のための設備を設ける。 作業(yè)場では全體換気を行う。 設備は可能であれば密閉系とし局所排気裝置を用いる。 防爆型の電気機器/換気裝置/照明機器を使用すること。 靜電気放電に対する措置を講ずること。

保護具

呼吸用保護具
作業(yè)者が粉塵に暴露される場合は呼吸保護具(防じんマスク等)の著用を検討する。 防じんマスクの選択については?以下の點に留意する。 -酸素濃度が18%未満の場所では使用しない。また、有害なガスが存在する場所においては防じんマスクを使用せず、その他の呼吸用保護具の利用を検討すること? -防じんマスクは、日本工業(yè)規(guī)格(JIS T8151)に適合した、作業(yè)に適した性能及び構(gòu)造のものを選ぶ?その際、取扱説明書等に記載されているデータを參考にする?
手の保護具
保護手袋を著用する。 不浸透性手袋の使用を検討すること。
眼の保護具
保護眼鏡を著用する。
皮膚及び身體の保護具
保護衣を著用する。

9. 物理的及び化學的性質(zhì)

物理的狀態(tài)

物理狀態(tài)
液體 (20℃、1気圧) (GHS判定)
無色??諝荬似芈钉工毪赛S色になる
臭い
刺激臭、アミン臭

融點/凝固點

-58 ℃(ICSC(2008)、GESTIS(2022)、PubChem(2022)、危険物災害等支援システム(2022))

沸點、初留點及び沸騰範囲

64 ℃(ICSC(2008)) 63 ℃(GESTIS(2022)、危険物災害等支援システム(2022)) 63.9 ℃(760mmHg)(PubChem(2022))

可燃性

引火性(ICSC(2008))

爆発下限界及び爆発上限界/可燃限界

2.4~20 vol%(空気中)(ICSC(2008)) 2~20 vol%(GESTIS(2022)) 2~95 vol%(危険物災害等支援システム(2022))

引火點

-15 ℃(Closed cup)(ICSC(2008)、PubChem(2022)) -18 ℃(Closed cup)(GESTIS(2022))

自然発火點

249 ℃(ICSC(2008)、PubChem(2022)) 240 ℃(GESTIS(2022))

分解溫度

データなし

pH

強アルカリ性(PubChem(2022))

動粘性率

データなし

溶解度

水に非常によく溶ける(ICSC(2008)、GESTIS(2022)) 水: >10 %(PubChem(2022)) メタノール、エタノールに非常によく溶ける(PubChem(2022))

n-オクタノール/水分配係數(shù)

Log Kow: -1.19(推定値)(PubChem(2022))

蒸気圧

13.7 kPa(20℃)(ICSC(2008)) 164 hPa(20℃)(GESTIS(2022)) 157 mmHg(77°F)(PubChem(2022))

密度及び/又は相対密度

0.78 g/cm3(20℃)(GESTIS(2022)) 0.7914 (76°F)(PubChem(2022)) 0.8 (水=1)(ICSC(2008))

相対ガス密度

2.1 (空気=1)(ICSC(2008)) 2.07 (同じ溫度と圧力での乾燥空気に対する密度の比率)(GESTIS(2022)) 1.94 (空気=1)(PubChem(2022))

粒子特性

該當しない

10. 安定性及び反応性

反応性

「危険有害反応可能性」を參照。

化學的安定性

暗所および冷蔵で保存された溶液は、酸化剤がなくても比較的安定している。

危険有害反応可能性

発煙性、吸濕性液體。引火性が高い。燃焼すると、有毒なフューム(窒素酸化物など)を生成する。本物質(zhì)は、強還元剤。 酸化剤と 激しく反応する。本物質(zhì)は、強塩基、酸と激しく反応し、腐食性を示す。酸素と反応する?;馂膜浔kの危険を生じる。 プラスチック類を侵す。蒸気/空気の混合気體は爆発性である。酸化剤と接觸すると、火災および爆発の危険性がある。 この蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。

避けるべき條件

熱、空気

混觸危険物質(zhì)

酸化剤、強塩基、酸、過酸化水素、二酸化窒素

危険有害な分解生成物

窒素酸化物

11. 有害性情報

急性毒性

経口
ラットLD50値は122 mg/kg bw(NITE初期リスク評価書(2008)、PATTY(5th, 2001))、250 mg/kg bw(PATTY(5th, 2001))および360 mg/kg bw(PATTY(5th, 2001))であるとの報告があり、區(qū)分3が2件、區(qū)分4が1件であることから該當する?yún)^(qū)分の多い區(qū)分3とした。
経皮
ウサギLD50値は1060 mg/kg bw(NITE初期リスク評価書(2008)、ACGIH-TLV(1993)、PATTY(5th, 2001))であるとの報告に基づき區(qū)分4とした。
吸入: ガス
GHSの定義における液體である。
吸入: 蒸気
ラットLC50値は0.620 mg/L/4h(252 ppm/4h)(環(huán)境省リスク評価第8巻(2010)、NITE初期リスク評価書(2008)、ASTDR(1997)、PATTY(5th, 2001))であるとの報告に基づき區(qū)分2とした。なお、0.620 mg/Lは飽和蒸気圧濃度(507.8mg/L)の90%より低いので?ミストがほとんど混在しない蒸気」として気體の基準値を適用した。
吸入: 粉じん及びミスト
データなし。

皮膚腐食性及び皮膚刺激性

ヒトへの影響として、眼、皮膚及び気道を刺激する。眼に入ったり、皮膚に付くと発赤、痛みを生じるとの報告(環(huán)境省リスク評価第8巻(2010))、ウサギとモルモットを用いた皮膚刺激性試験で、少量適用するとわずかに紅斑がみられる(PATTY(5th, 2001))。ことから區(qū)分2とした。なお、EUリスク警句でR34とされている(EC-JRC(ESIS)(Access on Dec. 2010))。

眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性

ヒトへの影響として、眼、皮膚及び気道を刺激する。眼に入ったり、皮膚に付くと発赤、痛みを生じるとの報告(環(huán)境省リスク評価第8巻(2010))、ウサギを用いた眼刺激性試験で、軽度の結(jié)膜炎やわずかな紅斑がみられ、それらは5日以內(nèi)に消失した(PATTY(5th, 2001))。げっ歯類を用いた眼刺激性試験の結(jié)果の記述に「永続性の眼の損傷はみられなかったとの記載(PATTY(5th, 2001))に基づき區(qū)分2とした。

呼吸器感作性

データなし。

皮膚感作性

【分類根拠】
(1)より、ガイダンスに従い、區(qū)分1とした。なお、新たな評価に基づき、分類結(jié)果を変更した。産衛(wèi)學會(2021)にて感作性知見が公表されたため、舊分類から皮膚感作性項目のみ見直した(2021年)。

【根拠データ】
(1)日本産業(yè)衛(wèi)生學會において、ヒドラジン(CAS番號 302-01-2)ないしその化合物は皮膚感作性物質(zhì)第1群に分類されている(産衛(wèi)學會許容濃度等の勧告 (2021))。

【參考データ等】
(2)本物質(zhì)自體のデータはない。しかし、類似物質(zhì)のヒドラジンはヒトのデータに基づいて皮膚感作性物質(zhì)として分類されている。本物質(zhì)はヒドラジン及びその塩に対して交差感作性を示す可能性はある(AICIS IMAP (2014))。
(3)DFG MAK ではSh(皮膚感作性の恐れのある物質(zhì))としている(厚労省リスク評価書 (2010)、List of MAK and BAT values 2020 (Accessed Nov. 2021))。

生殖細胞変異原性

マウス肝臓を用いた小核試験ならびにマウス脾臓を用いた小核試験(體細胞in vivo変異原性試験)の陽性(NITE初期リスク評価書(2008)、IARC 71(1999))報告に基づき、區(qū)分2とした。なお、マウス精子を用いた小核試験(同時に実施された骨髄小核試験は陰性で整合性がとれていない)、マウス肺を用いたDNA鎖損傷、切斷試験及びラット肝臓を用いたDNA結(jié)合試験(體細胞in vivo遺伝毒性試験)で陽性、in vitro試験のエームステスト(NITE初期リスク評価書(2008))、チャイニーズハムスターCHL細胞及びCHO細胞を用いた染色體異常試験(NITE初期リスク評価書 Ver.1.0, No.217(2008)、IARC 71(1999))、マウスリンパ腫L5178Y細胞及びチャイニーズハムスターV79細胞を用いた遺伝子突然変異試験(NITE初期リスク評価書(2008)、IARC 71(1999))で陽性と報告されている。

発がん性

発がん性分類はIARCでグループ2B(IARC 71(1999))、NTPでRAHC(NTP RoC(11th, 2004))、ACGIHでA3(ACGIH-TLV(2010))、EPAでB2(EPA RED(2009))、EUでカテゴリー 2、及び日本産業(yè)衛(wèi)生學會で2B(産衛(wèi)學會勧告(2010))に分類されていることに基づき區(qū)分2とした。なお、マウス、ラット、ハムスターに飲水投與した結(jié)果、マウスにおいて顕著な生存期間の短縮とともに、血管、肺、腎臓、肝臓の腫瘍及び肺がん、ラットでは肝臓腫瘍、ハムスターでは血管及び盲腸腫瘍の増加が報告されている(NITE初期リスク評価書(2008))。また、マウス、ラットに6か月間吸入暴露した試験では、本物質(zhì)に0.12%混入している発がん物質(zhì)のジメチルニトロソアミンが腫瘍発生に関連している可能性があるが、マウスで血管肉腫及びクッパー細胞肉腫の増加、ラットで肺腺腫、扁平上皮がん、膵島細胞がん、線維性組織球腫、色素嫌性腺腫の増加がそれぞれ報告されている(NITE初期リスク評価書(2008))。

生殖毒性

妊娠ラットの器官形成期に腹腔內(nèi)投與した発生毒性試験において、最高用量(60 mg/kg/日)で母動物の體重増加抑制、胎児體重減少と吸収胚増加が見られたが催奇形性はなかった(NITE初期リスク評価書(2008))と報告されている。また、雄マウスに腹腔內(nèi)投與後の精子の形態(tài)に及ぼす影響について、異常が増加したとの報告の一方、異常が見られなかったとする報告もあり、相反する結(jié)果となっている(NITE初期リスク評価書(2008))。生殖?発生毒性に関して、その他には直接本物質(zhì)ばく露によるデータはなく、母動物が體重増加抑制を示した高用量でのみ吸収胚増加が認められたが、腹腔內(nèi)投與のデータであることから「分類できない」とした。

12. 環(huán)境影響情報

生態(tài)毒性

水生環(huán)境有害性 短期(急性)
甲殻類(オオミジンコ)での48時間EC50=1.3mg/L(環(huán)境省生態(tài)影響試験、2009)であることから、區(qū)分2とした。
水生環(huán)境有害性 長期(慢性)
急性毒性區(qū)分2であり、急速分解性がない(BODによる分解度:0%(既存點検, 2000))ことから、區(qū)分2とした。

殘留性?分解性

化審法分解度試験:難分解性(化學物質(zhì)安全性點検結(jié)果等(分解性?蓄積性))

生態(tài)蓄積性

化審法濃縮度試験:低濃縮性(化學物質(zhì)安全性點検結(jié)果等(分解性?蓄積性))

土壌中の移動性

情報なし

オゾン層への有害性

當該物質(zhì)はモントリオール議定書の附屬書に列記されていない。

13. 廃棄上の注意

化學品(殘余廃棄物)、當該化學品が付著している汚染容器及び包裝の安全で、かつ、環(huán)境上望ましい廃棄、又はリサイクルに関する情報

廃棄においては、関連法規(guī)ならびに地方自治體の基準に従うこと。都道府県知事などの許可を受けた産業(yè)廃棄物処理業(yè)者、もしくは地方公共団體がその処理を行っている場合にはそこに委託して処理する。廃棄物の処理を委託する場合、処理業(yè)者等に危険性、有害性を十分告知の上処理を委託する。
容器は洗浄してリサイクルするか、関連法規(guī)制並びに地方自治體の基準に従って適切な処分を行う。空容器を廃棄する場合は、內(nèi)容物を完全に除去すること。

14. 輸送上の注意

國際規(guī)制

國連番號
1163
品名(國連輸送名)
ジメチルヒドラジン(非対稱形のもの)
國連分類
6.1
副次危険
3、8
容器等級
海洋汚染物質(zhì)
該當する
MARPOL73/78附屬書Ⅱ及びIBCコードによるばら積み輸送される液體物質(zhì)
該當しない

國內(nèi)規(guī)制

海上規(guī)制情報
船舶安全法の規(guī)定に従う。
航空規(guī)制情報
航空法の規(guī)定に従う。
陸上規(guī)制情報
道路法、消防法、毒物及び劇物取締法の規(guī)定に従う。

特別な安全上の対策

道路法、消防法、毒物及び劇物取締法の規(guī)定によるイエローカード攜行の対象物

その他 (一般的) 注意

輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 重量物を上積みしない。

緊急時応急措置指針番號*

131

15. 適用法令

労働安全衛(wèi)生法

特定化學物質(zhì)第2類物質(zhì)、特別有機溶剤等(特定化學物質(zhì)障害予防規(guī)則第2條第1項第2號、第3の2號、第3の3號) 名稱等を表示すべき危険物及び有害物(法第57條第1項、施行令第18條第1號、第2號別表第9) 名稱等を通知すべき危険物及び有害物(法第57條の2、施行令第18條の2第1號、第2號別表第9) 危険性又は有害性等を調(diào)査すべき物(法第57條の3) 危険物?引火性の物(施行令別表第1第4號) 変異原性が認められた既存化學物質(zhì)(法第57條の5、労働基準局長通達) 作業(yè)環(huán)境評価基準(法第65條の2第1項)

化學物質(zhì)排出把握管理促進法(PRTR法)

第一種指定化學物質(zhì)(法第2條第2項、施行令第1條別表第1)( 令和4年度分までの対象)

毒物及び劇物取締法

毒物(指定令第1條)

消防法

第5類 第二種自己反応性物質(zhì)(法第2條第7項危険物別表第1?第5類)【ヒドラジンの誘導體】

大気汚染防止法

有害大気汚染物質(zhì)に該當する可能性がある物質(zhì)(中央環(huán)境審議會第9次答申)

海洋汚染防止法

個品運送P(施行規(guī)則第30條の2の3、國土交通省告示)

船舶安全法

毒物類(危規(guī)則第3條危険物告示別表第1)

港則法

その他の危険物?毒物類(毒物)(法第20條第2項、規(guī)則第12條、危険物の種類を定める告示別表)

16. その他の情報

略語と頭字語

TWA: 時間加重平均
STEL: 短期暴露限度
RID: 鉄道による危険物の國際運送に関する規(guī)則
LD50: 致死量 50%
LC50: 致死濃度 50%
IMDG: 國際海上危険物
IATA:國際航空運送協(xié)會
EC50: 有効濃度 50%
CAS: ケミカルアブストラクトサービス
ADR: 道路による危険物の國際輸送に関する歐州協(xié)定

參考文獻

【14】Sigma-Aldrich、ウェブサイト https://www.sigmaaldrich.com/
【13】IPCS - The International Chemical Safety Cards (ICSC)、ウェブサイトhttp://www.ilo.org/dyn/icsc/showcard.home
【12】IARC - 國際がん研究機関、ウェブサイト http://www.iarc.fr/
【11】HSDB - 有害物質(zhì)データバンク、ウェブサイト https://toxnet.nlm.nih.gov/newtoxnet/hsdb.htm
【10】有害物質(zhì)に関するドイツ GESTIS データベース、ウェブサイトhttp://www.dguv.de/ifa/gestis/gestis-stoffdatenbank/index-2.jsp
【9】ERG - 米國運輸省による緊急対応ガイドブック、ウェブサイトhttp://www.phmsa.dot.gov/hazmat/library/erg
【8】eChemPortal - OECD 化學物質(zhì)情報グローバルポータル、ウェブサイトhttp://www.echemportal.org/echemportal/index?pageID=0&request_locale=en
【7】ECHA - 歐州化學物質(zhì)庁、ウェブサイト https://echa.europa.eu/
【6】ChemIDplus、ウェブサイト http://chem.sis.nlm.nih.gov/chemidplus/chemidlite.jsp
【5】カメオケミカルズ公式サイト http://cameochemicals.noaa.gov/search/simple
【4】NITE化學物質(zhì)総合情報提供システム (NITE-CHRIP)https://www.nite.go.jp/
【3】化學物質(zhì)排出把握管理促進法(PRTR法) https://www.chemicoco.env.go.jp
【2】化學物質(zhì)審査規(guī)制法(化審法)https://www.env.go.jp
【1】労働安全衛(wèi)生法 ウェブサイト https://www.mhlw.go.jp
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