急性毒性
経口
【分類根拠】
(1)~(5) より、區(qū)分3とした。
なお、新たな情報源の使用により、舊分類から分類結(jié)果を変更した。
【根拠データ】
(1) ラットのLD50: 161 mg/kg (EU EFSA (2010))
(2) ラットのLD50: 雄: 161 mg/kg、雌: 181 mg/kg (EU CLP CLH (2013)、Canada Pesticides (2016))
(3) ラットのLD50: 570 mg/kg (EU EFSA (2010))
(4) ラットのLD50: 雌: 570 mg/kg、雄: 1,100 mg/kg (EU CLP CLH (2013)、Canada Pesticides (2016)、食安委 農(nóng)薬評価書 (2011)、農(nóng)薬抄録 (2012))
(5) ラットのLD50: 雌: 820 mg/kg、雄: 1,350 mg/kg (EU CLP CLH (2013)、Canada Pesticides (2016)、食安委 農(nóng)薬評価書 (2011)、農(nóng)薬抄録 (2012))
経皮
【分類根拠】
(1)、(2) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】
(1) ラットのLD50: > 2,000 mg/kg (Canada Pesticides (2016)、食安委 農(nóng)薬評価書 (2011)、農(nóng)薬抄録 (2012))
(2) ウサギのLD50: > 2,000 mg/kg (Canada Pesticides (2016)、食安委 農(nóng)薬評価書 (2011)、農(nóng)薬抄録 (2012))
吸入: ガス
【分類根拠】
GHSの定義における固體であり、區(qū)分に該當(dāng)しない。
吸入: 蒸気
【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
吸入: 粉じん及びミスト
【分類根拠】
(1) より、區(qū)分3とした。
【根拠データ】
(1) ラットのLC50 (4時間): 雌: 0.62 mg/L、雄: 0.66 mg/L (EU CLP CLH (2013)、食安委 農(nóng)薬評価書 (2011)、農(nóng)薬抄録 (2012))
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
【分類根拠】
(1)、(2) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】
(1) ウサギを用いた皮膚刺激性試験で、刺激性は認められなかった (Canada Pesticides (2016))。
(2) ウサギを用いた皮膚刺激性試験で、皮膚一次刺激性インデックス (PII) は0であり、刺激性は認められなかった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2011)、農(nóng)薬抄録 (2012))。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
【分類根拠】
(1)、(2) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】
(1) ウサギを用いた眼刺激性で、ごく軽度の結(jié)膜発赤及び分泌物が認められたが、適用72時間後までに消失した (Canada Pesticides (2016))。
(2) ウサギを用いた眼刺激性試験で、スコア1~2の結(jié)膜発赤、結(jié)膜浮腫及び分泌物がみられたが、適用72時間後までに消失し、軽度の刺激性と判定された。なお、スコア2の結(jié)膜発赤を示したのは2/6例であった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2011)、農(nóng)薬抄録 (2012))。
呼吸器感作性
【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
【分類根拠】
(1)、(2) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】
(1) 本物質(zhì)のモルモットを用いた皮膚感作性試験 (マキシマイゼーション法) で、感作性はみられなかった (Canada Pesticides (2016))。
(2) モルモットを用いた皮膚感作性試験 (マキシマイゼーション法及びビューラー変法) で、皮膚感作性は認められなかった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2011)、農(nóng)薬抄録 (2012))。
生殖細胞変異原性
【分類根拠】
(1)、(2) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】
(1) in vivoでは、経口投與したマウスの骨髄細胞を用いた小核試験において陰性の報告がある (Canada Pesticides (2016)、食安委 農(nóng)薬評価書 (2011))。
(2) in vitroでは、細菌の復(fù)帰突然変異試験、哺乳類培養(yǎng)細胞を用いる染色體異常試験、遺伝子突然変異試験において陰性の報告がある (同上)。
発がん性
【分類根拠】
(1)~(4) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】
(1) 國內(nèi)外の分類機関による既存分類では、EPAでE (Evidence Of Non Carcinogenicity For Human) (EPA Annual Cancer Report 2019 (Access on November 2020):1994年分類) に分類されている。
(2) 雌雄のラットに本物質(zhì)を2年間混餌投與した慢性毒性/発がん性併合試験では、発がん性は認められなかった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2011))。
(3) 雌雄のマウスに本物質(zhì)を78週間混餌投與した発がん性試験では、発がん性は認められなかった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2011))。
(4) EU EFSA及びカナダも本物質(zhì)の発がん性は認められないと評価している (EU EFSA (2010)、Canada Pesticides (2016))。
生殖毒性
【分類根拠】
(1)~(4) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】
(1) ラットを用いた混餌投與による2世代繁殖試験において、親動物では80 ppmの雌雄で體重増加抑制等、児動物では80 ppmで低體重が認められた。繁殖能に対する影響は認められなかった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2011))。
(2) 雌ラットの妊娠6~15日に強制経口投與した発生毒性試験において、母動物毒性 (體重増加抑制、摂餌量減少及び胎盤重量低下) がみられる用量 (30 mg/kg/day) で、胎児に低體重、內(nèi)臓-體壁間の空隙明瞭化が認められ、上後頭骨骨化遅延及び胸椎體骨化遅延が認められたが、骨格異常は認められなかった。催奇形性は認められなかった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2011))。
(3) 雌ウサギの妊娠6~19日に強制経口投與した発生毒性試験において、母動物毒性 (體重増加抑制、流産、排糞量減少) がみられる最高用量 (15 mg/kg/day) においても、胎児に影響は認められなかった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2011))。
(4) 雌ラットの妊娠3日から哺育20日まで強制経口投與した発達神経毒性試験において、発達神経毒性は認められなかった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2011))。