急性毒性
経口
【分類根拠】 (1) より、區(qū)分4とした。
【根拠データ】 (1) ラットのLD50: 355 mg/kg (PATTY (6th, 2012)、HSDB (Access on July 2019))
経皮
【分類根拠】 (1) より、區(qū)分4とした。
【根拠データ】 (1) ウサギのLD50: 1,184 mg/kg (PATTY (6th, 2012))
吸入: ガス
【分類根拠】 GHSの定義における固體であり、ガイダンスでは分類対象外に相當(dāng)し、區(qū)分に該當(dāng)しない。
吸入: 蒸気
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。
吸入: 粉じん及びミスト
【分類根拠】 (1)より、區(qū)分4とした。 なお、ばく露濃度が飽和蒸気圧濃度 (0.50 mg/L) より高いため、粉じんとしてmg/Lを単位とする基準(zhǔn)値を適用した。
【根拠データ】 (1) ラットのLC50 (7時(shí)間): 165 ppm (4時(shí)間換算値: 4.65 mg/L) (ACGIH (7th, 2001)、HSDB (Access on July 2019))、183 ppm (4時(shí)間換算値: 5.16 mg/L) (PATTY (6th, 2012))
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
【分類根拠】 (1) より、區(qū)分2とした。新しいデータが得られたことから區(qū)分を変更した。
【根拠データ】 (1) 本物質(zhì)は皮膚、眼、粘膜に刺激性を有する (PATTY (6th, 2012))。
【參考データ等】 (2) ヨウ素は刺激物となり得る。また、濃度や接觸時(shí)間によっては腐食性を示す可能性もある (HSDB (Access on July 2019))。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
【分類根拠】 (1) より、區(qū)分2とした。
【根拠データ】 (1) 本物質(zhì)は皮膚、眼、粘膜に刺激性を有する (PATTY (6th, 2012))。
【參考データ等】 (2) ヨウ素は刺激物となり得る。また、濃度や接觸時(shí)間によっては腐食性を示す可能性もある (HSDB (Access on July 2019))。
呼吸器感作性
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。
生殖細(xì)胞変異原性
【分類根拠】 In vivoのデータがなく、データ不足のため分類できない。
【根拠データ】 (1) in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験で陽性、染色體異常試験で陰性の報(bào)告がある (NTP DB (Access on July 2019))。
発がん性
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。
【參考データ等】 (1) ラット及びマウスに本物質(zhì)を78週間強(qiáng)制経口投與した発がん性試験では腫瘍発生率の増加は認(rèn)められていないが、雄ラット投與群での生存率が低く甲狀腺腫瘍を引き起こす可能性を排除することはできず、本試験からは本物質(zhì)の発がん性に関する説得力のある証拠は得られなかった (no convincing evidence) と結(jié)論された (NTP TR110 (1978))。
生殖毒性
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。
特定標(biāo)的臓器毒性 (単回ばく露)
【分類根拠】 (1)~(3) のヒト及び実験動(dòng)物での情報(bào)から、區(qū)分3 (麻酔作用) とした。腎臓、肝臓、心臓に関しては、詳細(xì)な情報(bào)が得られなかったため、標(biāo)的臓器としなかった。
【根拠データ】 (1) 本物質(zhì)はヒトで局所消毒剤として用いられた場合に、傷からの経皮吸収により、中樞神経系抑制作用を示し、嘔吐、頻脈、昏睡、腎臓、肝臓、心臓の障害などの全身毒性癥狀を生じるとの記載がある (ACGIH (7th, 2001)、PATTY (6th, 2012))。 (2) ラット、マウス、モルモットへの単回経口又は経皮投與により、最初に傾眠と活動(dòng)性低下がみられ、更に血液混じりの鼻汁 (bloody nasal exudate)、呼吸困難、間代性痙攣と四肢の麻痺を示して死に至るとの報(bào)告がある (PATTY (6th, 2012)、HSDB (Access on July 2019))。 (3) イヌ及びネコでは本物質(zhì)の傷への適用によって中毒を生じ、嘔吐、筋肉痙攣、體溫低下、心抑制、傾眠を示すとの報(bào)告がある (PATTY (6th, 2012))。
特定標(biāo)的臓器毒性 (反復(fù)ばく露)
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。
【參考データ等】 (1) 傷口からの経皮吸収によりヨードホルムによる全身中毒が生じる。少なくとも1例で、ヨードホルム中毒に起因したせん妄及び幻覚が生じた (ACGIH (7th, 2001))。 (2) ラット、マウスを用いた発がん性試験結(jié)果 (NTP TR110 (1978)) があるが、ACGIHはこの試験結(jié)果について、病理組織學(xué)的検査も不適切であるとしている (ACGIH (7th, 2001))。
誤えん有害性*
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。
* JIS Z7252の改訂により吸引性呼吸器有害性から項(xiàng)目名が変更となった。