急性毒性
経口
GHS分類: 區(qū)分外
ラットのLD50値として、5,000 mg/kg (HSDB (Access on August 2017))、マウスのLD50値として、4,300 mg/kg (ACGIH (7th, 2001)、DFGOT vol. 25 (2009)) との報告に基づき、區(qū)分外 (國連分類基準(zhǔn)の區(qū)分5) とした。
経皮
GHS分類: 區(qū)分外
ウサギのLD50値として、> 5,000 mg/kg (DFGOT vol. 25 (2009)) との報告に基づき、區(qū)分外とした。
吸入:ガス
GHS分類: 分類対象外
GHSの定義における液體である。
吸入:蒸気
GHS分類: 區(qū)分4
マウスの7時間吸入ばく露試験のLC50値として、2,300 ppm (4時間換算値: 3,043 ppm) (DFGOT vol. 25 (2009)) 及び3,000 ppm (4時間換算値: 3,969 ppm) (ACGIH (7th, 2001))、8時間吸入ばく露試験のLC50値として、2,043 ppm (4時間換算値: 2,889 ppm) (DFGOT vol. 25 (2009)) との報告に基づき、區(qū)分4とした。なお、ばく露濃度が飽和蒸気圧濃度 (187,412 ppm) の90%よりも低いため、ミストがほとんど混在しないものとしてppmを単位とする基準(zhǔn)値を適用した。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類: 分類できない
データ不足のため分類できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
GHS分類: 區(qū)分2
ヒトの皮膚との接觸により刺激や熱傷が生じ、長期間の接觸で乾燥やひび割れが生じるとの記載 (HSDB (Access on August 2017)) がある。ウサギを用いた皮膚刺激性試験では、熱傷と変性を認(rèn)めたとの記載 (HSDB (Access on August 2017)) や、別の閉塞適用試験で組織の損傷が生じ、開放適用試験では皮膚の脫脂を生じたとの記載 (DFGOT vol. 25 (2009)) がある。よって、區(qū)分2とした。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
GHS分類: 區(qū)分2
本物質(zhì)のウサギの眼への適用で、結(jié)膜の著しい浮腫や角膜における軽度の一過性の刺激を認(rèn)めたとの記載 (DFGOT vol. 25 (2009)) や、本物質(zhì)は眼に刺激性を示すとの記載 (PATTY (6th, 2012)、HSDB (Access on August 2017)) から、區(qū)分2とした。
呼吸器感作性
GHS分類: 分類できない
データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
GHS分類: 分類できない
データ不足のため分類できない。
生殖細(xì)胞変異原性
GHS分類: 分類できない
データ不足のため分類できない。すなわち、in vivoデータはなく、in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験、哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞の染色體異常試験、姉妹染色分體交換試験で陽性である (ACGIH (7th, 2001)、DFGOT vol. 25 (2009)、NTP DB (Access on August 2017)、IRIS (1991))。
発がん性
GHS分類: 分類できない
本物質(zhì)のヒト及び実験動物での発がん性に関するデータはなく、EPAはD (not classifiable as to human carcinogenicity) に分類した (IRIS (1991))。よって、分類できないとした。なお、本物質(zhì)はB2 (probable human carcinogen) に分類されているジクロロメタンと構(gòu)造的に類似している (IRIS (1991)、PATTY (6th, 2012))。
生殖毒性
GHS分類: 區(qū)分2
ラットを用いた強制経口投與による反復(fù)投與毒性?生殖発生毒性併合試験 (OECD TG 422) において、雌雄親動物に肝臓、腎臓等への一般毒性影響がみられた最高用量 (300 mg/kg/day) で、未交尾及び不妊動物が各2/12例みられ、さらに妊娠期間の延長、死産率の高値、出生率の低値、出生児の生後4日生存率の低値傾向がみられた (厚労省既存化學(xué)物質(zhì)毒性データベース (Access on August 2017))。この他、雄のウサギ又はモルモットに 1,010 ppm で114日間吸入ばく露した結(jié)果、精子形成能の低下及び精巣精細(xì)管の線維化を生じたが、評価に用いるには例數(shù)が不十分との記述がある (DFGOT vol. 25 (2009))。以上、ラットの併合試験において、母動物の一般毒性発現(xiàn)量で生殖発生への影響がみられたことから、區(qū)分2とした。