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安全データシート

1,3-フェニレンジアミン二塩酸塩

改訂日:2024-01-24版番號(hào):1

1. 化學(xué)品及び會(huì)社情報(bào)

製品識(shí)別子

  • 製品名: 1,3-フェニレンジアミン二塩酸塩
  • CB番號(hào): CB4221872
  • CAS: 541-69-5
  • EINECS番號(hào): 208-790-0

物質(zhì)または混合物の関連する特定された用途、および推奨されない用途

  • 関連する特定用途: 検出 (亜硝酸)、試薬 (NITE-CHRIPより引用)
  • 推奨されない用途: なし

會(huì)社ID

  • 會(huì)社名:Chemicalbook
  • 住所:北京市海淀區(qū)上地十街匯煌國(guó)際1號(hào)棟
  • 電話(huà):400-158-6606

2. 危険有害性の要約

GHS分類(lèi)

分類(lèi)実施日(物化危険性及び健康有害性)
R2.3.13、政府向けGHS分類(lèi)ガイダンス (H25年度改訂版 (ver1.1)) を使用
JIS Z7252:2019準(zhǔn)拠 (GHS改訂6版を使用)
物理化學(xué)的危険性
-
健康に対する有害性
急性毒性 (経口)   區(qū)分3
眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性   區(qū)分2B
皮膚感作性   區(qū)分1A
特定標(biāo)的臓器毒性 (単回ばく露)   區(qū)分1 (中樞神経系、血液系)
特定標(biāo)的臓器毒性 (反復(fù)ばく露)   區(qū)分1 (膀胱) 區(qū)分2 (腎臓、血液系)
分類(lèi)実施日(環(huán)境有害性)
R1年度、分類(lèi)実施中
環(huán)境に対する有害性
-

2.2 注意書(shū)きも含むGHSラベル要素

絵表示
GHS06GHS08GHS09
注意喚起語(yǔ)
危険
危険有害性情報(bào)
H301 + H311 + H331 飲み込んだ場(chǎng)合や皮膚に接觸した場(chǎng)合や吸入した場(chǎng)合は有毒。
H317 アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ。
H319 強(qiáng)い眼刺激。
H341 遺伝性疾患のおそれの疑い。
H410 長(zhǎng)期継続的影響によって水生生物に非常に強(qiáng)い毒性。
注意書(shū)き
安全対策
P201 使用前に取扱説明書(shū)を入手すること。
P202 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。
P261 粉じんの吸入を避けること。
P264 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。
P270 この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。
P271 屋外又は換気の良い場(chǎng)所でだけ使用すること。
P272 汚染された作業(yè)衣は作業(yè)場(chǎng)から出さないこと。
P273 環(huán)境への放出を避けること。
P280 保護(hù)手袋/保護(hù)衣/保護(hù)眼鏡/保護(hù)面を著用すること。
応急措置
P301 + P310 飲み込んだ場(chǎng)合:直ちに醫(yī)師に連絡(luò)すること。
P302 + P352 + P312 皮膚に付著した場(chǎng)合:多量の水と石けん(鹸)で洗うこと。 気分が悪いときは醫(yī)師に連絡(luò)すること。
P304 + P340 + P311 吸入した場(chǎng)合:空気の新鮮な場(chǎng)所に移し,呼吸しやすい姿勢(shì)で休息させること。 醫(yī)師に連絡(luò)すること。
P305 + P351 + P338 眼に入った場(chǎng)合:水で數(shù)分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを著用していて容易に外せる場(chǎng)合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
P308 + P313 ばく露又はばく露の懸念がある場(chǎng)合:醫(yī)師の診察/手當(dāng)てを受けること。
P333 + P313 皮膚刺激又は発しん(疹)が生じた場(chǎng)合:醫(yī)師の診斷/手當(dāng)てを受けること。
P337 + P313 眼の刺激が続く場(chǎng)合:醫(yī)師の診察/手當(dāng)てを受けること。
P391 漏出物を回収すること。
保管
P403 + P233 換気の良い場(chǎng)所で保管すること。容器を密閉しておくこと。
P405 施錠して保管すること。
廃棄
P501 內(nèi)容物/容器を承認(rèn)された処理施設(shè)に廃棄すること。

2.3 他の危険有害性

なし

3. 組成及び成分情報(bào)

  • 化學(xué)物質(zhì)?混合物の區(qū)別: 化學(xué)物質(zhì)
  • 化學(xué)特性(示性式、構(gòu)造式 等): C6H8N2.2ClH
  • 分子量: 181.06 g/mol
  • CAS番號(hào): 541-69-5
  • EC番號(hào): 208-790-0
  • 化審法官報(bào)公示番號(hào): -
  • 安衛(wèi)法官報(bào)公示番號(hào): -

4. 応急措置

4.1 必要な応急手當(dāng)

一般的アドバイス
応急措置擔(dān)當(dāng)者は自分が暴露しないよう、適切な防護(hù)を行う。 この安全データシートを擔(dān)當(dāng)醫(yī)に見(jiàn)せる。
吸入した場(chǎng)合
吸入後は新鮮な空気を吸うこと。ただちに醫(yī)師の診察を受けること。 呼吸停止時(shí)はただちに人工呼吸を?qū)g施し、必要に応じて酸素も吸入する。
皮膚に付著した場(chǎng)合
皮膚に接觸した場(chǎng)合: すべての汚染された衣類(lèi)を直ちに脫ぐこと。 皮膚を流水/シャワーで洗うこと。 直ちに醫(yī)師を呼ぶ。
眼に入った場(chǎng)合
眼に觸れた後は多量の水ですすぐこと。 眼科醫(yī)の診察を受けること。 コンタクトレンズをはずす。
飲み込んだ場(chǎng)合
飲み込んだ場(chǎng)合は水を飲ませる(多くても2杯)。ただちに醫(yī)師の診察を受けること。1時(shí)間以?xún)?nèi)に治療が受けられないという例外的な狀況のみ、嘔吐させ(相手に完全に意識(shí)のある場(chǎng)合のみ)、活性炭(10%懸濁液に20~40g)を投與してできるだけ早く醫(yī)師の診察を受ける。

4.2 急性癥狀及び遅発性癥狀の最も重要な徴候癥狀

もっとも重要な既知の徴候と癥狀は、ラベル表示(項(xiàng)目2.2を參照)および/または項(xiàng)目11に記載されている

4.3 緊急治療及び必要とされる特別処置の指示

データなし

5. 火災(zāi)時(shí)の措置

5.1 消火剤

使ってはならない消火剤
本物質(zhì)/混合物に対する消火剤の制限なし
適切な消火剤
水 泡 二酸化炭素(CO2) 粉末

5.2 特有の危険有害性

炭素酸化物
窒素酸化物(NOx)
塩化水素ガス
可燃性。
火災(zāi)時(shí)に有害な燃焼ガスや蒸気を生じるおそれあり。

5.3 消防士へのアドバイス

自給式呼吸器がある場(chǎng)合のみ危険區(qū)域に留まってもよい。安全なゾーンまで離れるか適切な保護(hù)衣を著用して、皮膚に觸れないようにすること。

5.4 詳細(xì)情報(bào)

ガス/蒸気/ミストを水スプレージェットで抑える(除去する)。 消火水が、地上水または地下水のシステムを汚染しないようにする。

6. 漏出時(shí)の措置

6.1 人體に対する注意事項(xiàng)、保護(hù)具及び緊急時(shí)措置

救急隊(duì)員以外への助言: いかなる場(chǎng)合も、ほこりを生じさせたり吸い込んだりしないようにすること。觸れないようにすること。 十分な換気を確保する。 危険なエリアから避難し、緊急時(shí)手順に従い、専門(mén)家に相談のこと個(gè)人保護(hù)については項(xiàng)目 8 を參照する。

6.2 環(huán)境に対する注意事項(xiàng)

物質(zhì)が排水施設(shè)に流れ込まないようにする。

6.3 封じ込め及び浄化の方法及び機(jī)材

排水溝に蓋をすること。こぼれたら集めて結(jié)合させ、ポンプですくい取る。 物質(zhì)の制限があれば順守のこと (セクション 7、10參照) 慎重に行うこと。適切に廃棄すること。関連エリアを清掃のこと。 ほこりが生じないようにすること。

6.4 參照すべき他の項(xiàng)目

廃棄はセクション13を參照。

7. 取扱い及び保管上の注意

7.1 安全な取扱いのための予防措置

安全取扱注意事項(xiàng)
換気フードの下で作業(yè)すること。吸い込まないこと。
衛(wèi)生対策
汚した衣類(lèi)はただちに替えること。予防的な皮膚保護(hù)を講じること。本物質(zhì)を取り扱った後は手と顔を洗うこと。注意事項(xiàng)は項(xiàng)目2.2を參照。

7.2 配合禁忌等を踏まえた保管條件

保管クラス
保管クラス (ドイツ) (TRGS 510): 6.1C: 可燃性、急性毒性カテゴリー3 / 毒性化合物または慢性効果を引き起こす化合物
保管條件
密閉のこと。 乾燥。 換気のよい場(chǎng)所で保管する。 鍵をかけておくか、資格のあるまたは認(rèn)可された人のみが出入りできる場(chǎng)所に入れておく。光に敏感である。 不活性ガス下に貯蔵する。 空気に反応する。

7.3 特定の最終用途

項(xiàng)目1.2に記載されている用途以外には、その他の特定の用途が定められていない

8. ばく露防止及び保護(hù)措置

8.1 管理濃度

コンポーネント別作業(yè)環(huán)境測(cè)定パラメータ
許容濃度が設(shè)定されている物質(zhì)を含有していない。

8.2 曝露防止

適切な技術(shù)的管理
汚した衣類(lèi)はただちに替えること。予防的な皮膚保護(hù)を講じること。本物質(zhì)を取り扱った後は手と顔
を洗うこと。
保護(hù)具
眼/顔面の保護(hù)
NIOSH(US)またはEN 166(EU)などの適切な政府機(jī)関の規(guī)格で試験され、認(rèn)められた眼の
保護(hù)具を使用する。 保護(hù)眼鏡
皮膚及び身體の保護(hù)具
手袋を著用して取扱う。 使用前に、必ず手袋を検査する。 (手袋外面に觸れずに)適切に手袋
を脫ぎ、本製品の皮膚への付著を避ける。 適用法令およびGLPに従い、使用後に汚染手袋を廃
棄する。 手を洗い、乾燥させる。
選ばれた防護(hù)手袋は、EU指令2016/425の仕様と、それから派生する規(guī)格EN374を満たすもので
なければならない。
フルコンタクト
材質(zhì): ニトリルゴム
最小厚: 0.11 mm
破過(guò)時(shí)間: 480 min
試験物質(zhì):Dermatril? (KCL 740 / Aldrich Z677272, Size M)
飛沫への接觸
材質(zhì): ニトリルゴム
最小厚: 0.11 mm
破過(guò)時(shí)間: 480 min
試験物質(zhì):Dermatril? (KCL 740 / Aldrich Z677272, Size M)
データソース:KCL GmbH, D-36124 Eichenzell, 電話(huà) +49 (0)6659 87300, e-mail sales@kcl.de,
試験方法: EN374
EN374とは違った條件の下で、溶液の中、または他の物質(zhì)と混ぜて使われる場(chǎng)合は、EC認(rèn)可手
袋の供給業(yè)者に問(wèn)い合わせる。 この勧告は単なる助言であり、予想される用途の特定狀況に精
通した産業(yè)衛(wèi)生専門(mén)家並びに安全管理者により評(píng)価されなければならない。 任意の使用方法に
ついて許可を受けていると理解すべきではない。
身體の保護(hù)
保護(hù)衣
呼吸用保護(hù)具
ほこりが生じた際に必要。
次の規(guī)格に準(zhǔn)拠しているフィルター式呼吸器保護(hù)具を推奨します。DIN EN 143、DIN 14387お
よび使用済み呼吸器保護(hù)システムに関連する他の付屬規(guī)格。
環(huán)境暴露の制御
物質(zhì)が排水施設(shè)に流れ込まないようにする。

9. 物理的及び化學(xué)的性質(zhì)

物理的狀態(tài)

物理狀態(tài)
固體 (20℃、1気圧) (GHS判定)
白色またはわずかに赤色 (HSDB (Access on August 2019))
臭い
無(wú)臭 (GESTIS (Access on August 2019))

融點(diǎn)/凝固點(diǎn)

62℃ (GESTIS (Access on August 2019))

沸點(diǎn)、初留點(diǎn)及び沸騰範(fàn)囲

284~287℃ (GESTIS (Access on August 2019))

可燃性

可燃性 (GESTIS (Access on July 2019))

爆発下限界及び爆発上限界/可燃限界

該當(dāng)しない

引火點(diǎn)

該當(dāng)しない

自然発火點(diǎn)

該當(dāng)しない

分解溫度

データなし

pH

データなし

動(dòng)粘性率

該當(dāng)しない

溶解度

水に易溶 (HSDB (Access on August 2019)) アルコールに可溶 (HSDB (Access on August 2019))

n-オクタノール/水分配係數(shù)

logP = -2.61 (EST) (PHYSPROP Database (2019))

蒸気圧

データなし

密度及び/又は相対密度

データなし

相対ガス密度

該當(dāng)しない

粒子特性

データなし

10. 安定性及び反応性

10.1 反応性

通常想定される。
可燃性有機(jī)物質(zhì)及び製剤に概ね該當(dāng):微細(xì)に分散し、舞い上がった場(chǎng)合、粉じん爆発を起こす可能性が

10.2 化學(xué)的安定性

標(biāo)準(zhǔn)的な大気條件(室溫)で化學(xué)的に安定。

10.3 危険有害反応可能性

強(qiáng)酸化剤
次と激しく反応

10.4 避けるべき條件

情報(bào)なし

10.5 混觸危険物質(zhì)

強(qiáng)酸化剤

10.6 危険有害な分解生成物

火災(zāi)の場(chǎng)合:項(xiàng)目5を參照

11. 有害性情報(bào)

急性毒性

経口
【分類(lèi)根拠】 (1)、(2) より、區(qū)分3とした。
【根拠データ】 (1) ラットのLD50: 400~800 mg/kg (NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008)) (2) ラットの死亡率: 雄: 800 mg/kgで10/10 例、471 mg/kgで9/10 例、277 mg/kgで1/10 例、雌: 800 mg/kgと471 mg/kgで10/10 例、277 mg/kgで5/10 例、163 mg/kgで1/10 例 (厚生労働省委託がん原性試験結(jié)果 (Access on July 2019))
経皮
【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。
吸入: ガス
【分類(lèi)根拠】 GHSの定義における固體であり、ガイダンスでは分類(lèi)対象外に相當(dāng)し、區(qū)分に該當(dāng)しない。
吸入: 蒸気
【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。
吸入: 粉じん及びミスト
【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。

皮膚腐食性及び皮膚刺激性

【分類(lèi)根拠】 (1) より本物質(zhì)の遊離體であるm-フェニレンジアミン (CAS 108-45-2) がガイダンスの區(qū)分外 (國(guó)連分類(lèi)基準(zhǔn)の區(qū)分3) に相當(dāng)するものと判斷され、本物質(zhì)も區(qū)分に該當(dāng)しない (國(guó)連分類(lèi)基準(zhǔn)の區(qū)分3) とした。
【根拠データ】 (1) 本物質(zhì)の遊離體であるm-フェニレンジアミンのウサギを用いた皮膚刺激性試験 (EEC Directive 93/21、Annex VIに準(zhǔn)拠) で試験物質(zhì)を除去1時(shí)間後から24時(shí)間後の全例にわずかな~軽度の紅斑、48時(shí)間には2/6例にわずかな紅斑が認(rèn)められ、浮腫は24時(shí)間後の4例にわずかな浮腫が認(rèn)められたのみであり、24、48、72時(shí)間後の平均スコアは1.39であった (REACH登録情報(bào) (Access on June 2019))。
【參考データ等】 (2) 本物質(zhì)の遊離體であるm-フェニレンジアミン500 mgをウサギの耳介に24 時(shí)間閉塞適用した試験で刺激なし (NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008)) (3) 本物質(zhì)の遊離體であるm-フェニレンジアミンは眼、皮膚を刺激する (環(huán)境省リスク評(píng)価第13巻 (2015))。

眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性

【分類(lèi)根拠】 (1) より本物質(zhì)の遊離體であるm-フェニレンジアミンが區(qū)分2Bに區(qū)分されていることから、本物質(zhì)も區(qū)分2Bとした。
【根拠データ】 (1) 本物質(zhì)の遊離體であるm-フェニレンジアミンのOECD TG405に準(zhǔn)拠したウサギ眼刺激性試験で重度の結(jié)膜発赤、中程度の角膜混濁、中程度の虹彩炎、出血、結(jié)膜浮腫、および角膜の損傷を生じた。 さらに、非洗浄ウサギの眼に重度の浮腫が観察されたが、いずれも7日までに回復(fù)。非洗浄群の24/48/72hの角膜混濁、虹彩、結(jié)膜発赤、結(jié)膜浮腫の平均スコアは0.67、0、2.7、2.0であった (REACH登録情報(bào) (Accessed on June 2019))。
【參考データ等】 (2) 本物質(zhì)の遊離體であるm-フェニレンジアミンの20%水溶液0.1 mL (20 mg 相當(dāng)) をウサギに點(diǎn)眼した試験で結(jié)膜の発赤と角膜の混濁が認(rèn)められ、7 日以?xún)?nèi)に回復(fù)との報(bào)告や50 mg を適用した試験では角膜の混濁を示し、7日以?xún)?nèi)には回復(fù)しなかったとの報(bào)告がある (NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008))。 (3) EU-CLP分類(lèi)でEye Irrit. 2 (H319) に分類(lèi)されている (EU CLP分類(lèi) (Access on July 2019))。

呼吸器感作性

【分類(lèi)根拠】 (1) のデータはあるが、呼吸器感作性を確定できないため、分類(lèi)できないとした。
【參考データ等】 (1) 米國(guó)での本物質(zhì)の遊離體であるm-フェニレンジアミン漏出事故で、繰り返し本物質(zhì)にばく露された作業(yè)者で、吸入ばく露により皮膚癥狀に加えて、濕咳、疲労、息切れを呈し、肺活量低下、胸部X線(xiàn)所見(jiàn)、開(kāi)胸による生検で肺線(xiàn)維癥を認(rèn)め、強(qiáng)皮癥と診斷された。同部門(mén)の他の作業(yè)者にも同様の癥例がみられたことから、本物質(zhì)が原因物質(zhì)と考えられた (環(huán)境省リスク評(píng)価第13巻 (2015))。

皮膚感作性

【分類(lèi)根拠】 (1)、(2) より本物質(zhì)の遊離體であるm-フェニレンジアミンが區(qū)分1Aに區(qū)分されてことから、本物質(zhì)も區(qū)分1Aとした。
【根拠データ】 (1) OECD TG 429に準(zhǔn)拠した本物質(zhì)の遊離體であるm-フェニレンジアミンのマウス局所リンパ節(jié)試験 (LLNA) において陽(yáng)性を示し、EC3は0.49と推定されている (REACH登録情報(bào) (Accessed on June 2019))。 (2) 本物質(zhì)の遊離體であるm-フェニレンジアミンは産衛(wèi)學(xué)會(huì) 感作性分類(lèi) 皮膚3群に分類(lèi)されている (産衛(wèi)學(xué)會(huì)許容濃度の提案理由書(shū) (2010))。
【參考データ】 (3) EU-CLP分類(lèi)でSkin Sens. 1 (H317) に分類(lèi)されている (EU CLP分類(lèi) (Access on May 2019))。

生殖細(xì)胞変異原性

【分類(lèi)根拠】 本物質(zhì)のin vivoデータはないが、本物質(zhì)の遊離塩基であるm-フェニレンジアミンの知見(jiàn)?分類(lèi)をふまえ、ガイダンスにおける分類(lèi)できないに相當(dāng)し、區(qū)分に該當(dāng)しない。
【根拠データ】 (1) in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験で陽(yáng)性、マウスリンフォーマ試験で陰性の報(bào)告がある (安衛(wèi)法 (変異原性試験結(jié)果) (Access on September 2019)、HSDB (Access on July 2019))。 (2) 本物質(zhì)の遊離塩基であるm-フェニレンジアミン (CAS番號(hào) 108-45-2) は、區(qū)分に該當(dāng)しない (2019年度GHS分類(lèi)結(jié)果)。

発がん性

【分類(lèi)根拠】 (1) の本物質(zhì)の遊離塩基の既存分類(lèi)結(jié)果及び (2) の実験動(dòng)物の結(jié)果より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
【根拠データ】 (1) 國(guó)內(nèi)外の分類(lèi)機(jī)関による既存分類(lèi)では、本物質(zhì)の遊離塩基 (CAS番號(hào) 108-45-2) がIARCでグループ3 (IARC Suppl.7 (1987)) に分類(lèi)されている。 (2) ラット及びマウスに本物質(zhì)を104週間飲水投與した発がん性試験において、雌雄とも発がん性は示されなかった (厚生労働省委託がん原性試験結(jié)果 (Access on July 2019))。

生殖毒性

【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。なお、本物質(zhì)の遊離塩基であるm-フェニレンジアミン (CAS番號(hào) 108-45-2) についても、データ不足のため分類(lèi)できないとされている。なお、m-フェニレンジアミンの2019年度分類(lèi)結(jié)果を參照のこと。
【參考データ等】 (1) 雌ラットの妊娠6~15日にm-フェニレンジアミンを経口投與した発生毒性試験において、母動(dòng)物の體重増加抑制あるいは死亡(6/25例)がみられた用量で、吸収胚の増加、生存胎児數(shù)の減少、胎児の低體重、胸骨の骨化遅延が認(rèn)められた (環(huán)境省リスク評(píng)価第13巻 (2015)、ACGIH (7th, 2001)、DFGOT vol.6 (1994))。このデータは母動(dòng)物毒性 (6/25例死亡、死亡率25%) がみられる用量でのみ胚/胎児に影響がみられていることから分類(lèi)根拠としない。 (2) 雌ラットの妊娠6~15日にm-フェニレンジアミンを経口投與した発生毒性試験において、母動(dòng)物の體重増加抑制が認(rèn)められたが、胎児の発生に影響はみられていない(環(huán)境省リスク評(píng)価第13巻 (2015)、NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008)、ACGIH (7th, 2001)、DFGOT vol.6 (1994))。このデータは母動(dòng)物數(shù)が7~9匹/群と少ないことから影響を判斷できない。

特定標(biāo)的臓器毒性 (単回ばく露)

【分類(lèi)根拠】 本物質(zhì)のヒトでの単回ばく露に関する報(bào)告はない。本物質(zhì)の遊離塩基であるm-フェニレンジアミン (CAS番號(hào) 108-45-2) は、(1)、(2) のように、実験動(dòng)物で區(qū)分1相當(dāng)の用量で、中樞神経系と血液系への影響がみられている。(3) で、本物質(zhì)の毒性影響はm-フェニレンジアミンと本質(zhì)的に相違はないとされていることから、區(qū)分1 (中樞神経系、血液系) とした。(4) の報(bào)告は、死亡動(dòng)物での所見(jiàn)であるため根拠としなかった。
【根拠データ】 (1) ネコの単回経口投與試験において、m-フェニレンジアミン10及び25 mg/kg (本物質(zhì)換算値: 16.7及び41.9 mg/kg、區(qū)分1相當(dāng)) で、チアノーゼ、食欲不振、呼吸障害、鎮(zhèn)靜、痙攣、メトヘモグロビンの生成がみられた (NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008)、BUA 97 (1992))。 (2) ラットの単回経口投與試験において、m-フェニレンジアミン200 mg/kg (本物質(zhì)換算値: 335 mg/kg、區(qū)分2相當(dāng)) で、痙攣と消化管の炎癥がみられた (NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008)、BUA 97 (1992))。 (3) 本物質(zhì)の毒性影響はm-フェニレンジアミンと本質(zhì)的に相違はないとの記載がある (GESTIS (Access on July 2019))。
【參考データ等】 (4) ラットに本物質(zhì)96~800 mg/kgを単回経口投與した試験において、死亡例 (277 mg/kg以上、區(qū)分2相當(dāng)) に肺のうっ血と浮腫、腎臓の近位尿細(xì)管壊死と蚤白円柱、小腸の壊死、鼻腔上皮の変性が認(rèn)められた。 (厚生労働省委託がん原性試験結(jié)果 (Access on July 2019))。

特定標(biāo)的臓器毒性 (反復(fù)ばく露)

(3) マウスに本物質(zhì) 24.4~2,000 ppmを13週間飲水投與した結(jié)果、222 ppm (雄: 29 mg/kg/day、雌: 52 mg/kg/day、區(qū)分2の範(fàn)囲) でAST、ALP、総コレステロールの増加、肝臓におけるクッパー細(xì)胞及び脾臓の色素顆粒、667 ppm (雄: 49 mg/kg/day、雌: 67 mg/kg/day、區(qū)分2の範(fàn)囲) 以上で赤血球數(shù)、ヘモグロビン、ヘマトクリットの減少等が、2,000 ppm (雄: 108 mg/kg/day、雌: 132 mg/kg/day、區(qū)分2超) で死亡がみられ、死亡又は瀕死例で心臓の拡張、筋肉の壊死等がみられた (同上)。 (4) ラットにm-フェニレンジアミンを90日間経口投與した結(jié)果、18 mg/kg/day (本物質(zhì)換算: 30 mg/kg/day、區(qū)分2の範(fàn)囲) で肝臓重量増加、肝細(xì)胞の核濃縮、腎臓重量増加がみられた (IRIS (1987)、DFGOT vol.6 (1994)、ACGIH (7th, 2001)、NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008)、環(huán)境省リスク評(píng)価第13巻 (2015))。
【參考データ等】 (5) m-フェニレンジアミンを主成分とするアミン類(lèi)にばく露された化學(xué)工場(chǎng)労働者男性2人が全身性硬化癥を患ったという報(bào)告がある (NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008)、環(huán)境省リスク評(píng)価第13巻 (2015))。 (6) マウスにm-フェニレンジアミン0.02、0.04% (區(qū)分2の範(fàn)囲) を78週間飲水投與した結(jié)果、臓器重量増加、色素沈著等がみられたが、組織への毒性學(xué)的な影響はみられなかった (同上)。
【分類(lèi)根拠】 (1) より、ヒトへのばく露により膀胱への影響がみられ、(2)~(4) より、ラット、マウスへの本物質(zhì)又は本物質(zhì)の遊離塩基であるm-フェニレンジアミン (CAS番號(hào) 108-45-2) の経口投與により區(qū)分2の範(fàn)囲で腎臓、血液系への影響みられていることから、區(qū)分1 (膀胱)、區(qū)分2 (腎臓、血液系) とした。分子量換算によりm-フェニレンジアミンと分類(lèi)結(jié)果が異なる結(jié)果となった。
【根拠データ】 (1) ロシアのフェニレンジアミン製造工場(chǎng)で30~50歳代の労働者112人が、本物質(zhì)1~2 mg/m3に5~10年間ばく露され、うち15人が排尿障害を訴えた。本物質(zhì)を用いたスクラッチテストで、112人中9人がアレルギー陽(yáng)性反応を示し、陽(yáng)性反応を示した人の膀胱內(nèi)視鏡検査で膀胱三角部及び頸部に粘膜の水腫、ポリープ性腫脹が観察され、9人とも好酸球尿癥と診斷された。また、本物質(zhì)が尿中に0.003~0.40 mg/L検出された (DFGOT vol.6 (1994)、ACGIH (7th, 2001)、NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008)、環(huán)境省リスク評(píng)価第13巻 (2015))。 (2) ラットに本物質(zhì) 62.5~1,000 ppmを13週間飲水投與した結(jié)果、250 ppm (23 mg/kg/day、區(qū)分2の範(fàn)囲) 以上の雌で腎臓重量増加、腎臓における色素沈著が、500 ppm (雄: 30 mg/kg/day、雌: 32 mg/kg/day、區(qū)分2の範(fàn)囲) 以上の雌雄で腎乳頭部の軽度の変性等、1000 ppm (雄: 54 mg/kg/day、雌: 57 mg/kg/day、區(qū)分2の範(fàn)囲) の雌雄で血小板數(shù)の減少等がみられた (厚生労働省委託がん原性試験結(jié)果 (Access on July 2019))。

誤えん有害性*

【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。

* JIS Z7252の改訂により吸引性呼吸器有害性から項(xiàng)目名が変更となった。

12. 環(huán)境影響情報(bào)

12.1 生態(tài)毒性

データなし

12.2 殘留性?分解性

データなし

12.3 生體蓄積性

データなし

12.4 土壌中の移動(dòng)性

データなし

12.5 PBT および vPvB の評(píng)価結(jié)果

化學(xué)物質(zhì)安全性評(píng)価が必要ではない/行っていないため、PBT/vPvB評(píng)価データはない。

12.6 內(nèi)分泌かく亂性

データなし

12.7 他の有害影響

データなし

13. 廃棄上の注意

13.1 廃棄物処理方法

製品
內(nèi)容物及び容器は、関連法規(guī)及び各自治體の條例等の規(guī)制に従い、産業(yè)廃棄物として適切に処理すること。

14. 輸送上の注意

14.1 國(guó)連番號(hào)

ADR/RID (陸上規(guī)制): 2811    IMDG (海上規(guī)制): 2811    IATA-DGR (航空規(guī)制): 2811

14.2 國(guó)連輸送名

IATA-DGR (航空規(guī)制): Toxic solid, organic, n.o.s. (m-phenylenediamine dihydrochloride)
dihydrochloride)
IMDG (海上規(guī)制): TOXIC SOLID, ORGANIC, N.O.S. (m-phenylenediamine
ADR/RID (陸上規(guī)制): TOXIC SOLID, ORGANIC, N.O.S. (m-フェニレンジアミン塩酸塩)

14.3 輸送危険有害性クラス

ADR/RID (陸上規(guī)制): 6.1    IMDG (海上規(guī)制): 6.1    IATA-DGR (航空規(guī)制): 6.1

14.4 容器等級(jí)

ADR/RID (陸上規(guī)制): III IMDG (海上規(guī)制): III IATA-DGR (航空規(guī)制): III

14.5 環(huán)境危険有害性

該當(dāng)
ADR/RID: 該當(dāng) IMDG 海洋汚染物質(zhì)(該當(dāng)?非該當(dāng)): IATA-DGR (航空規(guī)制): 非該當(dāng)

14.6 特別の安全対策

なし

14.7 混觸危険物質(zhì)

強(qiáng)酸化剤

15. 適用法令

労働安全衛(wèi)生法

該當(dāng)しない

化學(xué)物質(zhì)排出把握管理促進(jìn)法 (PRTR法)

該當(dāng)しない

毒物及び劇物取締法

劇物(指定令第2條)【84 フエニレンジアミン及びその塩類(lèi)】

道路法

車(chē)両の通行の制限(施行令第19條の13、(獨(dú))日本高速道路保有?債務(wù)返済機(jī)構(gòu)公示第12號(hào)?別表第2)【3 フエニレンジアミン及びその塩類(lèi)】

航空法

毒物類(lèi)?毒物(施行規(guī)則第194條危険物告示別表第1)【【國(guó)連番號(hào)】2811 その他の毒物(固體)(有機(jī)物)】

船舶安全法

毒物類(lèi)?毒物(危規(guī)則第3條危険物告示別表第1)【【國(guó)連番號(hào)】2811 その他の毒物(固體)(有機(jī)物)】

16. その他の情報(bào)

略語(yǔ)と頭字語(yǔ)

TWA: 時(shí)間加重平均
STEL: 短期暴露限度
RID: 鉄道による危険物の國(guó)際運(yùn)送に関する規(guī)則
LD50: 致死量 50%
LC50: 致死濃度 50%
IMDG: 國(guó)際海上危険物
IATA:國(guó)際航空運(yùn)送協(xié)會(huì)
EC50: 有効濃度 50%
CAS: ケミカルアブストラクトサービス
ADR: 道路による危険物の國(guó)際輸送に関する歐州協(xié)定

參考文獻(xiàn)

【1】労働安全衛(wèi)生法 ウェブサイト https://www.mhlw.go.jp
【2】化學(xué)物質(zhì)審査規(guī)制法(化審法)https://www.env.go.jp
【3】化學(xué)物質(zhì)排出把握管理促進(jìn)法(PRTR法) https://www.chemicoco.env.go.jp
【4】NITE化學(xué)物質(zhì)総合情報(bào)提供システム (NITE-CHRIP)https://www.nite.go.jp/
【5】カメオケミカルズ公式サイト http://cameochemicals.noaa.gov/search/simple
【6】ChemIDplus、ウェブサイト http://chem.sis.nlm.nih.gov/chemidplus/chemidlite.jsp
【7】ECHA - 歐州化學(xué)物質(zhì)庁、ウェブサイト https://echa.europa.eu/
【8】eChemPortal - OECD 化學(xué)物質(zhì)情報(bào)グローバルポータル、ウェブサイトhttp://www.echemportal.org/echemportal/index?pageID=0&request_locale=en
【9】ERG - 米國(guó)運(yùn)輸省による緊急対応ガイドブック、ウェブサイトhttp://www.phmsa.dot.gov/hazmat/library/erg
【10】有害物質(zhì)に関するドイツ GESTIS データベース、ウェブサイトhttp://www.dguv.de/ifa/gestis/gestis-stoffdatenbank/index-2.jsp
【11】HSDB - 有害物質(zhì)データバンク、ウェブサイト https://toxnet.nlm.nih.gov/newtoxnet/hsdb.htm
【12】IARC - 國(guó)際がん研究機(jī)関、ウェブサイト http://www.iarc.fr/
【13】IPCS - The International Chemical Safety Cards (ICSC)、ウェブサイトhttp://www.ilo.org/dyn/icsc/showcard.home
【14】Sigma-Aldrich、ウェブサイト https://www.sigmaaldrich.com/
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