急性毒性
経口
【分類根拠】
(1)~(4) より、區(qū)分3とした。
【根拠データ】
(1) ラットのLD50: 85 mg/kg (GESTIS (Access on May 2020)、HSDB (Access on May 2020))
(2) ラットのLD50: 雄: 120~170 mg/kg (HSDB (Access on May 2020))
(3) ラットのLD50: 約150 mg/kg (JMPR (2001))
(4) ラットのLD50: 雌: 188 mg/kg、雄: 198 mg/kg (食安委 農(nóng)薬評価書 (2014)、農(nóng)薬抄録 (2013))
経皮
【分類根拠】
(1)?(2) より、區(qū)分3とした。
【根拠データ】
(1) ウサギのLD50: 1,000 mg/kg (GESTIS (Access on May 2020))
(2) ラットのLD50: 雌: 1,530 mg/kg (食安委 農(nóng)薬評価書 (2014))
吸入: ガス
【分類根拠】
GHSの定義における固體であり、區(qū)分に該當しない。
吸入: 蒸気
【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
吸入: 粉じん及びミスト
【分類根拠】
(1)、(2) より、區(qū)分3とした。
なお、新たな情報源の使用により、舊分類から分類結(jié)果を変更した。
ばく露濃度が飽和蒸気圧濃度 (9.0E-007 mg/L) よりも高いため、粉じんとしてmg/Lを単位とする基準値を適用した。
【根拠データ】
(1) ラットのLC50 (4時間): 雌: 0.7 mg/L、雄: 1.4 mg/L (食安委 農(nóng)薬評価書 (2014))
(2) ラットのLC50 (4時間): 雌: 1.3 mg/L、雄: 2.1 mg/L (JMPR (2001))
(3) 本物質(zhì)の蒸気圧: 4.5E-008 mmHg (25℃) (HSDB (Access on May 2020)) (飽和蒸気圧濃度換算値: 9.0E-007 mg/L)
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
【分類根拠】
(1) より、區(qū)分2とした。
【根拠データ】
(1) 本物質(zhì)は皮膚と眼に対して中等度刺激物である (HSDB (Access on May 2020))。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
【分類根拠】
(1) より、區(qū)分2とした。細區(qū)分に十分な情報がないため、分類結(jié)果を変更した。
【根拠データ】
(1) 本物質(zhì)は皮膚と眼に対して中等度刺激物である (HSDB ( Access on May 2020))。
【參考データ等】
(2) 本物質(zhì) (0.06 g) をウサギ (6匹) に適用した眼刺激性試験 (ドレイズ法) で、中等度の刺激性が認められたと報告されているが、適用24/48/72h後の平均スコアは角膜混濁及び虹彩の平均スコアは全例 1未満、結(jié)膜発赤及び浮腫の平均スコアも全例 2未満であった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2014)、農(nóng)薬抄録 (2013))。
呼吸器感作性
【分類根拠】
データ不足のため、分類できない。
皮膚感作性
【分類根拠】
(1) より、區(qū)分に該當しないとした。新しいデータが得られたことから分類結(jié)果を変更した。
【根拠データ】
(1) モルモットを用いた皮膚感作性試験 (ビューラー法及びSulser & Schwarz法) で、いずれも陰性であった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2014)、農(nóng)薬抄録 (2013))。
【參考データ等】
(2) EU-CLP分類でSkin Sens. 1 (H317)に分類されている(EU CLP分類 (Access on July 2020))。
生殖細胞変異原性
【分類根拠】
(1)~(3) より、區(qū)分に該當しないとした。
【根拠データ】
(1) in vivoでは、マウスを用いた優(yōu)性致死試験及びマウスの骨髄細胞を用いた小核試験において陰性の報告がある (食安委 農(nóng)薬評価書 (2014)、農(nóng)薬抄録 (2013))。
(2) in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験で陽性及び陰性、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いた染色體異常試験及び小核試験で陰性、ラット肝細胞を用いた不定期DNA合成試験で陰性の報告がある (同上)。
(3) 食安委農(nóng)薬評価書において「生體において問題となる遺伝毒性はないものと考えられた」との記載がある (食安委 農(nóng)薬評価書 (2014))。
発がん性
【分類根拠】
利用可能なヒトを?qū)澫螭趣筏繄蟾妞悉胜ぁ?1)~(3) より區(qū)分に該當しないとした。
【根拠データ】
(1) 國內(nèi)外の分類機関による既存分類では、EPAでNL (Not Likely to be Carcinogenic to Humans) (EPA Annual Cancer Report 2019 (Access on July 2020):1999年分類) に分類されている。
(2) 雌雄のラットに本物質(zhì)を2年間混餌投與した2つの慢性毒性/発がん性併合試験では、いずれの試験においても本物質(zhì)の投與により発生頻度の増加した腫瘍性病変は認められなかった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2014))。
(3) 雌雄のマウスに本物質(zhì)を2年間混餌投與した発がん性試験では、本物質(zhì)の投與により発生頻度の増加した腫瘍性病変は認められなかった (食安委 農(nóng)薬評価書 (2014))。
生殖毒性
【分類根拠】
(1) より、母動物では赤血球コリンエステラーゼ (ChE) 活性阻害のほかに體重増加抑制もみられており、(2)~(3) の母動物毒性は神経系への影響、呼吸困難等もみられていることから重篤な影響と考えられる。児動物、胎児に対する影響は (1)、(2) は重篤と考えられる。これらを総合的に考慮して、母體毒性が認められる用量で児動物に影響があることから區(qū)分2とした。なお、新たな情報源の使用により、舊分類から分類結(jié)果を変更した。
【根拠データ】
(1) ラットを用いた混餌投與による2世代繁殖試験において、親動物では50 ppm (3.6~4.3 mg/kg/day) 以上投與群で赤血球ChE 活性阻害(20%以上)、400 ppm投與群 (29.4~36.7 mg/kg/day) で體重増加抑制が認められ、児動物では400 ppm 投與群で、生後4 日の調(diào)整前における累積死亡率増加及び體重低値が認められた (食安委 農(nóng)薬評価書 (2014))。
(2) 雌ラットの妊娠6~15日に強制経口投與した発生毒性試験において、母動物毒性 (連続咀嚼行動、音に対する過敏癥、立毛、難呼吸、體重増加抑制及び摂餌量減少) がみられる用量 (20 mg/kg/day) で、胎児に著床後胚死亡率増加及び同腹児數(shù)減少がみられた (食安委 農(nóng)薬評価書 (2014))。
(3) 雌ウサギの妊娠6~18日に強制経口投與した発生毒性試験において、母動物毒性 (呼吸困難、伸張性痙攣、痙攣、虛脫狀態(tài)、腹部痙攣及び體重減少) がみられる用量 (20 mg/kg/day) で、胎児に指骨の不完全骨化がみられている (食安委 農(nóng)薬評価書 (2014))。