急性毒性
経口
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
経皮
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
吸入:ガス
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:蒸気
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。なお、インジウム及びその化合物は皮膚刺激性を示すとの記載 (HSDB (Access on June 2016)) があるが、出典がList 3相當の情報源であり、原著が確認できなかったため採用しなかった。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。インジウムは眼、気道を刺激する。吸入すると咳、息切れを起こすと記載されている (環(huán)境省リスク評価第11巻 (2013)) が、本物質(zhì)は該當しないと判斷し採用しなかった。
呼吸器感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
生殖細胞変異原性
GHS分類: 分類できない 本物質(zhì)自體の情報はない。本物質(zhì)は不溶性であり、不溶性インジウム化合物では、in vivoデータはなく、in vitroではインジウムが細菌の復帰突然変異試験、哺乳類培養(yǎng)細胞の染色體異常試験で陰性、酸化インジウムは 細菌の復帰突然変異試験で陰性との報告があるのみである (環(huán)境省リスク評価第11巻 (2013))。したがって、データ不足のため分類できない。
発がん性
GHS分類: 區(qū)分1B 本物質(zhì)自體の発がん性に関する情報はない。しかし、酸化インジウム (CAS番號 1312-43-2) の本項に記載した通り、関連化合物の既存分類結(jié)果として、IARCがリン化インジウムに対しグループ2Aに (IARC 86 (2006))、日本産衛(wèi)學會が難溶性の無機インジウム化合物に対し2Aに分類している (許容濃度の勧告 (2015))。本物質(zhì)も難溶性であり、上記既存分類結(jié)果が適用可能と考え、本項は區(qū)分1Bとした。
生殖毒性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。なお、環(huán)境省リスク評価第11巻 (2013) にインジウムは気道を刺激するとの記載があるが、出典はICSCであり、原典が確認できない。また金屬インジウムのみに関する記載かあるいはインジウム化合物一般に関する記載かが明確でない。
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
GHS分類: 區(qū)分1 (呼吸器) 本物質(zhì)に関する報告はない。 しかし、本物質(zhì)と同様不溶性インジウムである酸化インジウムについては、ラットを用いた13週間吸入ばく露試験において、區(qū)分1相當の1 mg/m3 (ガイダンス値換算:0.00072 mg/L) で肺への影響 (肺胞マクロファージの浸潤、肺胞蛋白癥、肺胞上皮の過形成等) が認められている。なお、経口経路では、ラットを用いた混餌投與による3ヵ月間投與毒性試験において、4,000 mg/kg/day 相當の用量においても毒性影響はみられていない (環(huán)境省リスク評価第11巻 (2013))。 酸化インジウムのみではないが、癥例報告として、液晶薄膜材料の製造に従事し酸化インジウムを主に、スズ、亜鉛、アルミニウム、アンチモン他、多彩な金屬を扱っていた作業(yè)者で他の金屬との複合影響は否定できないが、酸化インジウム吸入による間質(zhì)性肺炎と考えられる例がある (環(huán)境省リスク評価第11巻 (2013)、産衛(wèi)學會許容濃度の提案理由書 (2007))。 以上のように、本物質(zhì)に関する情報はないが、本物質(zhì)と同様不溶性のインジウムである酸化インジウムと同様の肺への影響を示すと考えられることから、區(qū)分1 (呼吸器) とした。
吸引性呼吸器有害性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。