ホウ化タングステン 化學特性,用途語,生産方法
外観
灰色の粉末
溶解性
王水に易溶、無機酸、水及びエタノールに不溶。
解説
ホウ化タングステン(tungsten boride):WB(194.65).タングステンとホウ素とをまぜて強熱するか,三酸化タングステンWO3と三酸化二ホウ素B2O3との混合物にアルミニウムを加えて加熱すると得られる.正方晶系と斜方晶系(融點2860 ℃)の2種類がある.いずれもBは一次元のジグザグ鎖狀に配列し,両者はWの配列が異なる.密度はいずれも約15.3 g cm-3.外観は金屬狀で,水に不溶,HClに不溶.熱硫酸,熱硝酸,王水などに可溶.溶鉱爐などの耐火材,耐熱化學裝置用に用いられる.
用途
非酸化物系ニューセラミック材料、耐熱?硬質材料、熱電子放射材料。
化學的特性
Silvery solid. Insoluble
inwater; soluble in aqua regia and concentrated
acids; decomposed by chlorine at 100C.
使用
Refractory.
ホウ化タングステン 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品