急性毒性
経口
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。なお、ラットのLD50値として、1.6 mg/kg (環(huán)境省リスク評(píng)価第14巻 (2016)) との報(bào)告があるが、List 3のRTECS由來のデータであり、詳細(xì)不明のため、分類には用いなかった。
経皮
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
吸入:ガス
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:蒸気
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
呼吸器感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
生殖細(xì)胞変異原性
GHS分類: 區(qū)分2 In vivoでは、マウス骨髄細(xì)胞の小核試験、染色體異常試験で陽性、in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験、哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞の染色體異常試験、姉妹染色分體交換試験で陽性である (ATSDR (2003)、環(huán)境省リスク評(píng)価第14巻 (2016))。以上より、ガイダンスに従い區(qū)分2とした。
発がん性
GHS分類: 分類できない セレン及びセレン化合物に対し、IARCはグループ3に分類した (IARC Suppl. 7 (1984))。また、EPAは硫化セレン (B2 (probable human carcinogen)) を除くセレン及びセレン化合物に対して、ヒト及び実験動(dòng)物での発がん性の証拠は不十分であるとしてグループDに分類した (IRIS Summary (1991))。以上より、本項(xiàng)は分類できないとした。
生殖毒性
GHS分類: 區(qū)分2 ヒトでは高含量のセレンを含む食事の摂取により精子運(yùn)動(dòng)能の低下など精子の質(zhì)に影響するとの報(bào)告がある一方、影響なしとする報(bào)告もある (ATSDR (2003))。セレン酸を含む飲料水を摂取したイタリアの女性で自然流産の増加傾向 (相対リスク [RR]=1.73; 95% CI=0.62–4.80) が窺われたが、統(tǒng)計(jì)的に有意な増加ではなかった。また、セレンばく露群の出生児はセレン非ばく露群の出生児と比較して體重、體長に差はなく、先天性異常発生率の増加もなかった (ATSDR (2003))。 実験動(dòng)物ではマウスを用いた経口経路 (飲水投與) による3世代試験において、0.57 mg Se/kg/day でF3世代の約半數(shù)が繁殖できなかったとの記述 (ATSDR (2003))、及びラットを用いた経口経路 (飲水投與) での短期生殖毒性試験において、母動(dòng)物毒性 (摂水量の顕著な減少など) 発現(xiàn)用量 (0.418 mg Se/kg/day) で雌に性機(jī)能?生殖能への有害影響 (黃體數(shù)の減少、腹當(dāng)たりの著床數(shù)の減少、性周期の短縮) がみられたとの記述がある (ATSDR (2003))。また、セレン酸カリウムをラットに経口投與した2世代試験において、母親動(dòng)物に體重増加抑制がみられた 0. 35 mg Se/kg/dayで、F2児動(dòng)物の約半數(shù)が死亡し、1.05 mg Se/kg/day では受胎率の低下と児動(dòng)物生存率の減少がみられたとの記述がある (ATSDR (2003))。 以上、実験動(dòng)物への本物質(zhì)又はセレン酸カリウムの経口投與により、概ね親動(dòng)物の一般毒性用量で性機(jī)能?生殖能への影響が認(rèn)められており、本項(xiàng)は區(qū)分2とするのが妥當(dāng)と判斷した。
特定標(biāo)的臓器毒性(単回ばく露)
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。なお15歳の少女が、自殺企図による本物質(zhì)約22 mg/kgの経口摂取後に下痢及び脳波の異常を呈し、また血中ビリルビン濃度とアルカリホスファターゼ活性の上昇がみられたとの報(bào)告が1例ある (ATSDR (2003)、HSDB (Access on September 2016))。1例のため、分類の根拠としなかった。
特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
GHS分類: 區(qū)分1 (皮膚、毛、爪、歯、中樞神経系、肝臓、腎臓、骨) 実験動(dòng)物では、ラットを用いた混餌投與による2年間発がん試験において、區(qū)分1相當(dāng)の0.2 mg Se/kg/dayで骨の軟化、0.1 mg Se/kg/dayで肝臓の表面斑狀模様、腎臓の腎癥がみられ、マウスを用いた生涯にわたって飲水投與した試験では主要臓器のアミロイドーシスが認(rèn)められた (ATSDR (2003))。 ヒトについては、本物質(zhì)ではないが、食品のセレン濃度が高い中國湖北省恩施地域における脫毛や爪の形態(tài)変化を伴ったセレン中毒の報(bào)告 (環(huán)境省リスク評(píng)価第14巻 (2016)、IRIS Summary (1991)、ATSDR (2003)) があり、さらにヘモグロビンの低下、斑狀歯、皮膚病変、中樞神経系への影響 (末梢の麻痺、肢端觸覚異常、四肢の痛み) が報(bào)告されている (IRIS Summary (1991))。 本物質(zhì)は水溶性であり、経口摂取により同様のセレン中毒を引き起こすと考えられた。 以上のうち、マウスでみられたアミロイドーシスについては実験に使用したマウスの系統(tǒng) (Swiss) に好発する自然発生病変であり、ヒトへの外挿性は少ないと考えられたことから分類根拠としなかった。 したがって、區(qū)分1 (皮膚、毛、爪、歯、中樞神経系、肝臓、腎臓、骨) とした。
吸引性呼吸器有害性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。