急性毒性
経口
複數(shù)のラットLD50値 (>2000 mg/kg、2260 mg/kg(雄)、2600 mg/kg(雌))(SIDS(Access on June, 2008), EU-RAR(2002))に基づきJIS分類基準の區(qū)分外(國連分類の區(qū)分5)とした。
経皮
OECD TG 404に基づく試験で、ラットLD50 > 2000mg/kg、かつ死亡が見られなかったこと(SIDS(Access on June, 2008), EU-RAR(2002))より區(qū)分外とした。
吸入
吸入(粉じん): ラットLC50 > 180mg/L/1h = 45mg/L/4h(EU-RAR(2002))に基づき區(qū)分外とした。
吸入(蒸気): データなし
吸入(ガス): GHSの定義による固體である。
皮膚腐食性?刺激性
なお、テクニカルグレード(77%)を用いた場合は適用後中等度の刺激性に次いで癥狀が増強し、14日の観察期間後には重度の壊死が現(xiàn)れたEU-RAR(vol.14, 2002)ことから區(qū)分1とした。
ウサギに4時間適用した皮膚刺激性試験において、試験物質(zhì)として純品(97%)を用いた場合には全動物で軽度~中等度の紅斑を認めたが14日以內(nèi)に回復し、浮腫は観察されず24、48、72時間のドレイズの平均スコア2、1、0.3であったEU-RAR(vol.14, 2002)ことから區(qū)分2とした。
眼に対する重篤な損傷?刺激性
なお、本物質(zhì)のテクニカルグレード(77%)は皮膚に腐食性を示し區(qū)分1とした。
ウサギ眼に適用した試験(OECD TG 405)の結(jié)果、重度の損傷と記述されている(EU-RAR(2002))ことから區(qū)分1とした。
呼吸器感作性又は皮膚感作性
皮膚感作性:モルモットを用いた皮膚感作性試験(Maximization TestとEpicutaneous Test)および136人のヒトを用いた反復感作パッチ試験のいずれの試験も陽性反応を示さず( SIDS(Access on June, 2008), EU-RAR(2002))、皮膚感作性が認められなかったことから區(qū)分外とした。
呼吸器感作性:データなし
生殖細胞変異原性
陰性結(jié)果を示すin vitroの試験データ(SIDS(2000))のみで、in vivoのデータがなく分類できない。
発がん性
データなし
生殖毒性
ラット経口投與による生殖発生毒性スクリーニング試験(OECD TG 421)において、高用量群で交尾までに要した日數(shù)の延長、妊娠率の低下 (6/9匹)、分娩母動物數(shù)の減少 (5/6匹)が見られ(NITE初期リスク評価書)、併せて同一用量で雌雄親動物に體重増加抑制、呼吸困難などの一般毒性も発現(xiàn)している(NITE初期リスク評価書)ことから區(qū)分2とした。
特定標的臓器?全身毒性(単回ばく露)
ラットを用いた経口および吸入による急性毒性試験において全身毒性を示す癥狀が見られる(SIDS(Access on June, 2008), EU-RAR(2002))が、カットオフ値を超える高用量での所見であり、ガイダンス値範囲に相當する用量での影響について記述はなく分類できない。
特定標的臓器?全身毒性(反復ばく露)
ラットを用いた28日間反復経口投與毒性試験が唯一有害性評価に耐え得る反復ばく露試験であった。この試験では主要な影響が副腎に現(xiàn)れ、500 mg/kg/dayで重量増加、肥大、表面の変色、末梢性顆粒球浸潤と一部出血も報告されている(EU-RAR(2002))。そして一段階下の用量100 mg/kg/dayがNOAELであった。ばく露期間を28日間に換算したガイダンス値區(qū)分2範囲の上限が321 mg/kg/day(100×90÷28)となり、NOAELと発現(xiàn)用量の間に入るためカットオフ値での影響は不明である。したがって、この試験データのみでは分類できない。
吸引性呼吸器有害性
データなし